おやじのつぶやき

不動産会社を経営する今年53歳のおやじが日本国を憂い仕事・趣味・健康などをテーマに日々つぶやきます・・・・

見ていて不愉快な民主党代表選 トンチンカンな政策

2011-08-20 | 憂国

もはや代表選などやっている場合ではない。
早期に解散総選挙!!
民主党政権が国政を担えないことはもはや明白である。
誰がやってもの議論の前に、国民の信を問うべきではないのか!!

産経新聞 産経抄 20110820

 タダほど高いものはない。国土交通省は、東日本大震災復興支援を目的にしたトラックの高速道路無料化を今月末で打ち切ることにしたそうだ。まったく当たり前の話で、被災者以外の車をタダにする必要などなかった。

 ▼発着のいずれかが、常磐道の水戸インターチェンジなどより北なら走行区間すべて無料にしたのが、そもそもおかしかった。被災地と関係のない関西方面を出発したトラックが、わざわざ水戸で降りて、すぐUターン、再び高速道に入って東京を目指すケースが続出した。

 ▼国交省の調べでは、水戸ICを利用したトラックの14%に悪用の疑いがあるという。とんだ迷惑を被ったのは、IC付近の住民たちだ。Uターンするトラックが、我が物顔で生活道路を走り回り、夜もおちおち眠れたものではない。

 ▼大畠章宏国交相は「制度の趣旨を理解してほしいとお願いしてきたが、是正されない」と言い訳したが、トラック会社のモラルよりそんな制度をつくった方が悪い。1円単位のコスト削減に命を削っている業者に、「タダ乗りをやめろ」と言っても聞くはずがない。

 ▼内閣官房参与の松本健一氏は、昨日の小紙で「菅さんは現実の人間を見て政治をやっていない」と喝破したが、民主党自体も現実の人間を見ていない。高速道無料化だけでなく、子ども手当にせよ、高校無償化にせよカネをばらまき、何でもタダにすればヒトは喜ぶと勘違いしている。

 ▼揚げ句の果てが、増税の大合唱である。一昨年の総選挙で打ち上げた埋蔵金や公務員の人件費削減はどうなったのか。影の薄い小物同士の代表選をやる前に、「あのマニフェストはペテンでした」と国民に謝り、総選挙をやり直す方が先だ。