おやじのつぶやき

不動産会社を経営する今年53歳のおやじが日本国を憂い仕事・趣味・健康などをテーマに日々つぶやきます・・・・

何故、人が死ぬと四十九日に埋葬するんだろう??

2006-01-08 | 鎌倉

一般的には極楽、地獄への審判は閻魔様がするものだと思われておりますが、このような判断が単独でなされては居ないようであります。「十王」がそれぞれの役割を担っているのです。ここからはお寺のパンフレットを抜粋させていただきます。《十王とは、亡者が冥界において出会う十人の王様のことです。さらに七日ごとに七回、それぞれの王様が百ヶ日、一周忌、三回忌の三回を加えて、合計十回の取調べを行います。亡者はまず、初七日の秦広王、二・七日の初江王、三・七日の宋帝王、四・七日の五官王と、生前の罪を取り調べられます。その結果により五・七日(三十五日)の閻魔大王が、六道(天上、人間、修羅、畜生、餓鬼、地獄)の何処で生まれるかを決定します。私達がいま人間として存在すると言うことは、生前の行いを閻魔様が判断した結果です。生まれ変わり先が決定した後、六・七日の変成王が場所を、七・七日(四十九日)の泰山王が男女の差別と寿命を決定します。初七日から四十九日までの間は「中有」または「中陰」といい、この間、亡者はこの世からあの世へと旅を続けるとされます。遺族は、百ヶ日の平等王には貪りの心、一周忌の都市王には怒りの心、三回忌の五道輪転王には愚痴の心を慎むことを誓って法要を行うことにより、亡者の追善供養となるばかりではなく、ご自身の現世における功徳となる善行を積む事ができ、来世の安楽を信じることができ、「死」への恐怖に打ち勝ち、充実した現世を送ることができるのです。》

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