834の2*◎201『自然と人間の歴史・世界篇』リーマン・ショックと世界恐慌(アメリカ、マクロ経済)

2018-10-18 10:19:09 | Weblog

834の2*◎201『自然と人間の歴史・世界篇』リーマン・ショックと世界恐慌(アメリカ、マクロ経済)

 顧みれば、アメリカのマイナス成長は2008年7~9月期の実質GDP(国内総生産)0.5%減から始まった。2008年10~12月期のアメリカの実質GDP(商務省が2009年1月30日に発表)は、年率換算で前期比3.8%減となり、約27年ぶりの落ち込みとなった。個人消費については、3.5%減で、約28年ぶりの落ち込みとなった7~9月の3.8%に続き大幅減となった。それから企業の設備投資は19.1%の大幅減となる。これは1975年以来の急激な減少を記録したことになる。住宅投資にはさらに勢いなく、同23.6%減となった。これは、12四半期連続のマイナスを記録したことになっている(1月30日~31日各紙)
 そこでアメリカの、この間のGDP各要素の伸び率を振り返ってみよう。GDP(国内総生産)+IM(輸入)=C(消費)+IH(民間住宅投資)+II(民間設備投資)+GC(政府消費)+GI(政府固定資本形成)+EX(輸出)の関係式がある。これを用いて、2008年10~12月期から2009年7~9月期までの国民経済指標に係る数字をはめ込むと、こうなる。ただし、以下の数字は伸び率であって、そのまま数式としては用いていない。
○2008年10-12月期(年率換算):
GDP(ー5.4)+IM(ー16.7)=C(-3.1)+I(-24.2)+G(1.2)+EX(-19.5)
○2009年1-3月期(年率換算):
GDP(ー6.4)+IM(ー36.4)=C(0.6)+I(-50.5)+G(-2.6)+EX(-29.9)
○2009年4-6月期(年率換算):
GDP(ー0.7)+IM(ー14.7)=C(-0.9)+I(-23.7)+G(6.7)+EX(-4.1)
○2009年7-9月期(年率換算):
GDP(3.5)+IM(16.4)=C(3.4)+I(11.5)+G(2.3)+EX(14.7)
(データの出所)GDP and the Economy,Advance Estimates for the Third Quarter of 2009:Survey of Current Business,November 2009.(電子版)、作成は(丸尾))

(続く)

 

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