♦️676『自然と人間の歴史・世界篇』アポロ計画・月面着陸(1969)

2018-12-11 21:39:32 | Weblog

676『自然と人間の歴史・世界篇』アポロ計画・月面着陸(1969)

 

 想いおこせば、半世紀近く前にさかのぼる。アメリカのアポロ11号は、1969年7月16日にケープケネディ基地から打ち上げられた。

 乗組員は、ニール・アームストロング船長、バズ・オルドリン月着陸船操縦士、マイケル・コリンズ司令船操縦士の3名。

 打ち上げ後、まずは地球をまわる。それから地球を離れて月へ向かう。打ち上げから3日半後に、月の周回軌道に到達する。

 7月20日、司令船「コロンビア」から月着陸船「イーグル」が分離され、月面に向かう。アームストロング船長とオルドリン操縦士が乗っており、無事月面に軟着陸した。

アームストロング船長が、こう言った。

「Houston, Tranquility Base here. The Eagle has landed.」

(ヒューストン、こちら、静かの海基地。イーグルは舞い降りた)

 軟着陸から6時間半後、アームストロング船長が、9段のハシゴを下って、月面に降り立つ。その時、彼はこう言った。

「That’s one small step for man, one giant leap for mankind.」

(これは、一人の人間にとっては小さな一歩だが、人類にとっては偉大な飛躍である)

 おそらく、人類史に残るのを意識してのことであったろう。その後2時間半で、彼らは科学実験装置の設置、土壌サンプル、岩のサンプルなどを採集して容器に収める作業を行う。着陸船の中に戻って、7時間の睡眠をとる。

 目が覚めた後、離陸準備を開始して、月面を離陸し、宇宙船とのドッキングを成功させて、7月24日、地球に無事帰還する。

 この間、技術的トラブルはあったようだが、大事には至らなかったという。飛行時間は、合せて195時間18分35秒であったという。

 

(続く)

 

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