123*「岡山(備前、備中、美作)の今昔」17世紀の岡山・兵庫人(宮本武蔵)

2018-12-30 21:57:22 | Weblog

123*「岡山(備前、備中、美作)の今昔」 17世紀の岡山・兵庫人(宮本武蔵)

  宮本武蔵(?~1645、生年は一説には1584)といえば、剣豪のみならず、墨で描いた絵画をはじめ、書・彫刻・工芸・連歌、果ては晩年の都市計画や庭園設計までもが現代に伝わるという。

 その謎を解く手掛かりとしては、彼自身による次の言葉が挙げられる。

 いわく、「兵法の理をもってすれば、諸芸諸能もみな一道にして通さざるなし。」(『五輪書』)と。

  とはいえ、これが慢心から出たものでないことは、はっきりしている。それというのは、また、こうあるからだ。

 「千日の稽古(けいこ)を鍛(たん)とし、万日の稽古を練(れん)とす。」(同)

 その絵からいうと、重要文化財の「枯木鳴鵙図」(こぼくめいげきず)をはじめ、「鵜図」(うず)、「布袋観闘鶏図」(ほていとうけいをみるのず)などがある。「枯木鳴鵙図」からは、ピンと張りつめた緊張感が伝わる。木の枝の上の方に一羽の鵙(もず)がいて、その枝を下にたどっていくうちに、へばりついた芋虫が見つかる。木の両側には、大いなる空間があって、遠くからでも眺めることができたのではないか。

 

(続く)

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