田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

シネマ de ジャズ in クリエイティブスタジオ

2019-12-14 14:17:47 | ステージ & エンターテイメント

 耳慣れた映画音楽をジャズのティーストにのせて聴くジャズライブは心楽しいひと時だった。さらに、ナビゲーターによる解説を聴きながらのジャズライブも新鮮だった。

             

 12月13日(金)夜、札幌芸術の森(ジャズサロンプランナー育成講座受講生による主管)の主催による「シネマ de ジャズ」ライブが札幌市民交流プラザのクリエイティブスタジオで開催され参加した。

 出演はアルト・サックスの蛇池雅人、トロンボーンの菅原昇司、トランペットの中島翔、ベースの辻充浩、ピアノの板谷大、ドラムの舘山健二という札幌の第一線で活躍するプレイヤーが一堂に会しての贅沢なライブだった。さらに最後の一曲にはサッポロジャズクワイアの10名が加わった。

         

    ※ 蛇池雅人            ※ 菅原昇司            ※ 中島翔

               

    ※ 辻充浩            ※ 板谷大              ※ 舘山健二

 そして今回のライブで重要な役割を果たしたのがナビゲーター役を務めたTuck Hersey(タック・ハーシー)というDJやラジオパーソナリティーをされている方だった。

 ライブで演奏された曲は次の5曲だった。

 ◇虹の彼方へ(映画「オズの魔法使い」より)

 ◇いつか王子様が(アニメーション映画「白雪姫」より)

 ◇私のお気に入り(映画「サウンド・オブ・ミュージック」より)

 ◇ルパン三世のテーマ(映画「ルパン三世」より)

 ◇ボヘミアン・ラプソディー(映画「ボヘミアン・ラプソディー」より)

 いずれもが良く耳慣れた曲だったこともあり、ジャズのティーストで聴かせたもらった一曲一曲がとても新鮮に聴こえてきた。また、それぞれのプレイヤーの音も安定した素晴らしい音を紡ぎ出してくれた。特に蛇池雅人のアルト・サックスの音色がどの曲においても目立ったが、ある意味では蛇池の力量が十分に発揮されたライブだったということもいえそうだ。また、「ルパン三世のテーマ」の中で壮絶とも思えるピアノソロが入ったが、まさに名人芸を聴いた思いだった。

                

                 ※ ナビゲーター役のTuck Hersey

 さらにこのライブを高みに導いてくれたのが、ナビゲーター役のTuck Hersey(生粋の日本人)だった。DJやラジオパーソナリティーを務める美声にのせて曲の背景や、映画のエピソードを披露しながら進行してくれることで、ライブの楽しみが一重にも二重にも厚く、充実したものになった。まさにライブにもう一つの重要な楽器が加わった思いがした。

 こんな素晴らしいライブが僅か500円で聴けたのが不思議なくらいである。おそらくは札幌芸術の森が開講している「ジャズサロンプランナー育成講座」の受講生たちによる主管だったことによるものなのではと思うのだが、またの機会を待望したい思いである。

      

      ※ ライブ中はもちろん撮影NGだった。ライブ後にステージを撮った。 

 さあ、今夜は年末恒例の「札響の第九」である。



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