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私の札幌生活も12年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

子どもを育む二つの模範的な事例

2019-11-03 19:53:14 | 講演・講義・フォーラム等

 子どもたちの健全な育成を図って取り組む二つの模範的な事例を聞いた。二つの事例共に、集会のテーマである「あなたはだれかのために、何ができますか?」を地で行く素晴らしい取り組みだった…。

        

       ※ 「北海道教育の日」制定記念行事で地域での取り組みの実践を聞き入る参加者です。

 11月1日は、私もその運動にかかわっている「北海道教育の日」の制定記念行事の開催の日だった。毎年この日には、北海道内で教育に関わって活動する方々を招請し、講演や実践活動の報告をお聞きすることが定例となっている。

 今年は札幌市立発寒西小学校の学校やPTA等の関係者によって活動している「ハッチャムホリデーの取り組み」と、函館市退職校長会が取り組んでいる支援活動「函館豆記者交歓会の取組」の二つの実践が発表された。

 発寒西小学校を中心に展開している「ハッチャムホリデー」の取り組みは、平成14年度の学校の完全週休二日制への移行を見据えて最初はPTAの取り組みとして土曜日に子どもの居場所づくりとして始めたのがキッカケだという。以来、札幌市のモデル事業の指定を受けるなど活動は継続化され今年で17年目を迎えているという。活動は現在、土曜日を中心として年間10回の事業を行っているそうだ。内容は、サタデースポーツと称するスポーツの集い、その他、「災害に学ぶ」、「漢字検定」、「職業体験」など多彩な活動を展開しているそうだ。指導には地域の方々がさまざまな場面に協力して今日まで続いているということだった。資金面ではモデル事業としての指定が解除された後も、地域の方々からの支援を受けながら継続されているということで、相当なご苦労をされながらも今日まで継続されてきたところに大きな意義がある取り組みだと映った。

      

      ※ ハッチャムホリデーの特別イベント「夏祭り」に興じる子どもたち(だと思われます)

 一方、「函館豆記者交歓会」の方も昭和51年以来継続している取り組みで、今年で実に44年目の取り組みだという。当初の趣旨は沖縄の本土復帰を願って本土と沖縄を結ぶ青少年親善活動の一環として函館市に打診があったことがキッカケとなって、沖縄と函館の豆記者(小学5・6年)の相互訪問が今日まで続いているということだ。内容としては、5年生時に沖縄の豆記者と共に根室市を訪れ北方領土について学ぶ機会を設け、その年の暮れには沖縄を訪問し沖縄の豆記者と交流しながら沖縄の歴史と現状を学ぶということだ。それぞれ現地を訪れた豆記者たちは引率の函館市退職校長会の方々の指導を受けながら新聞作成に励むという。さらに6年生時には、東京の取材研修をしてその結果を新聞にまとめて、活動は終結するというサイクルを44年間継続してきたそうだ。問題は事業を継続する資金である。私は行政が負担して実施していると思っていたのだが、実状は一部公的援助も受けているようだが、大半は多方面からの寄付と自己負担金などで実施しているということを知った。函館市退職校長会が実施に当たってどこまで関与しているかについては不明だが、少なくとも引率、マナー指導、新聞作成の指導などについては主体的に支援をしているようだ。

          

          ※ 道庁赤れんが庁舎で関係者から取材する函館と沖縄の豆記者たちです。

          

          ※ 沖縄県庁を訪れた函館の豆記者たちです。

 二つの実践とも簡単にできることではないと思う。しかし、二つの実践に共通するのは地域の子どもたちの健全な育成に資するためにあなたはだれかのために、何ができますか?」という問いを自らに投げかけた結果、それぞれが主体的に動き出した結果の実践であるところに大きな価値があるように思えた。

 「北海道教育の日」普及の運動にかかわっている一員として、今後も北海道内で子どもたちの健全育成に関わっている方々の実践をより多く紹介していけたらとの思いを強くした一日だった。

※ 一枚目の写真以外はウェブ上から拝借した写真です。

 


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