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私の札幌生活も12年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

映画 235 一杯のかけそば

2019-04-29 18:14:11 | 映画鑑賞・感想

 映画は1989年に日本中を感動の渦に巻き込んだ栗良平作の童話をもとに、1992年に映画化されたものである。ブームにはなったものの、原作に作為を感じられたことから、私自身も今一つ作品の中に入りきれなかった…。

                

 道民カレッジが所蔵するフィルムを随時公開する「懐かしフィルム上映会」が今年度も始まり、その第1回上映会が4月25日(木)午後、かでる2・7の試写室で行われた。今回取り上げられたフィルムは1992年、東映製作の「一杯のかけそば」だった。 

 当時ブームとなった「一杯のかけそば」であるが、そのお話自体を知らない人たちのために、ウィキペディアに掲載されているあらすじをそのまま転写することにする。 

               

 1972年大晦日の晩、札幌の時計台横丁(架空の地名)にある「北海亭」という蕎麦屋に子供を2人連れた貧相な女性が現れる。閉店間際だと店主が母子に告げるが、どうしても蕎麦が食べたいと母親が言い、店主は仕方なく母子を店内に入れる。店内に入ると母親が「かけそばを1杯頂きたい」と言ったが、主人は母子を思い、内緒で1.5人前の蕎麦を茹でた。そして母子は出されたかけそばをおいしそうに分け合って食べた。この母子は事故で父親を亡くし、大晦日の日に父親の好きだった「北海亭」のかけそばを食べに来ることが年に一回だけの贅沢だったのだ。翌年の大晦日も1杯、翌々年の大晦日は2杯、母子はかけそばを頼みにきた。「北海亭」の主人夫婦はいつしか、毎年大晦日にかけそばを注文する母子が来るのが楽しみになった。しかし、ある年から母子は来なくなってしまった。それでも主人夫婦は母子を待ち続け、そして十数年後のある日、母とすっかり大きくなった息子2人が再び「北海亭」に現れる。子供たちは就職してすっかり立派な大人となり、母子3人でかけそばを3杯頼んだ。 

 私が映画の中で唯一心を動かされたのは、母子のうちの弟が家庭のことを作文に書いて母親とお兄さんに感謝することを読み上げたシーンである。純真な小学生(少なくとも私はまだそう信じている)ならあり得るかな、と思われたからである。それは映画の中盤だったが、さらなる感動のシーンがあるのかな、と思いながら見続けたのだが、私からみると案外あっさりと終幕を迎えたように思えた。

               

 母親役を演じた泉ピン子の過剰にならない抑えた演技が印象的だった。また、いかにも人の良さそうなそば屋のおかみを演じた市毛良枝ははまり役だと思われた。しかし、原作のうさん臭さがどうしても気になってしまいストーリーに入り込めなかった点が残念な映画だった…。

※ 今回使用した画像は全てウェブ上から拝借したものである。


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