札幌市内のあちこちをぶらりと散歩しながら心ときめく光景を捜し歩いている私だが、肝心の足元にちょっと不思議な病院があることを思い出した。その病院の表玄関はいつも閉まったままなのだが、確かに病院内には人がいるような気配はあるのだ…。
昨年(平成25年)9月だった。もともとは道立近代美術館の駐車場だったところに、1ブロックを全て建坪(長さ100m強)とする3階建ての建物が完成した。病院らしいが、かなり大きな病院のようだ。
近くの私たちは「何科を診察する病院だろうか?」と期待していたが、いっこうに診察領域などについての表示が表れない。
病院名は「平成会病院」と称するのだが、そうした表示もガラス戸の向こうに病院名が表示されているだけで、外部の壁面などには何も表示されなかった。
私はしばしば病院の前を通ったのだが、ガラス戸の向こうに患者や看護師の姿を見ることはほとんどなかった。確かに人の気配はするのだが…。
そして、極めつけは病院の玄関前に次のような表示が出ていたのだ。「ただいまの時間、こちらの入口は施錠しています。病院北側入口のインターホンで、守衛へお声掛け下さいますよう、お願い申し上げます」と書かれていたが、私が見るかぎりは「ただいまの時間」ではなくて「常時」施錠されている状態だった。
※ 外部の者は、このドアのインターホンで許可を得なければ入れないようだ。
「う~ん。ちょっと不思議な病院だなぁ~」と思いながら日が過ぎていった。
ある時、思い立ってウェブ上を繰ってみた。
すると、病院のホームページの冒頭に「当院は平成15年9月に、我が国初の『Post-ICU人工呼吸センター』を開設しました」と出ていた。
Post-ICU、つまり集中治療室で回復の叶わなかった患者の長期人工呼吸患者を専門に診療する病院のようなのだ。
私たち一般の患者はお呼びでない病院ということだった。
それにしても、都心に近く交通量の激しいところがこうした病院の立地として相応しいのだろうか、と思ってしまう。
もっと、緑豊かな郊外の静かな場所で養生するのが相応しいのではと思うのは素人考えだろうか?
昨年(平成25年)9月だった。もともとは道立近代美術館の駐車場だったところに、1ブロックを全て建坪(長さ100m強)とする3階建ての建物が完成した。病院らしいが、かなり大きな病院のようだ。
近くの私たちは「何科を診察する病院だろうか?」と期待していたが、いっこうに診察領域などについての表示が表れない。
病院名は「平成会病院」と称するのだが、そうした表示もガラス戸の向こうに病院名が表示されているだけで、外部の壁面などには何も表示されなかった。
私はしばしば病院の前を通ったのだが、ガラス戸の向こうに患者や看護師の姿を見ることはほとんどなかった。確かに人の気配はするのだが…。
そして、極めつけは病院の玄関前に次のような表示が出ていたのだ。「ただいまの時間、こちらの入口は施錠しています。病院北側入口のインターホンで、守衛へお声掛け下さいますよう、お願い申し上げます」と書かれていたが、私が見るかぎりは「ただいまの時間」ではなくて「常時」施錠されている状態だった。
※ 外部の者は、このドアのインターホンで許可を得なければ入れないようだ。
「う~ん。ちょっと不思議な病院だなぁ~」と思いながら日が過ぎていった。
ある時、思い立ってウェブ上を繰ってみた。
すると、病院のホームページの冒頭に「当院は平成15年9月に、我が国初の『Post-ICU人工呼吸センター』を開設しました」と出ていた。
Post-ICU、つまり集中治療室で回復の叶わなかった患者の長期人工呼吸患者を専門に診療する病院のようなのだ。
私たち一般の患者はお呼びでない病院ということだった。
それにしても、都心に近く交通量の激しいところがこうした病院の立地として相応しいのだろうか、と思ってしまう。
もっと、緑豊かな郊外の静かな場所で養生するのが相応しいのではと思うのは素人考えだろうか?