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北海道開拓の村ボランティアの力量

2019-09-13 18:11:41 | 講演・講義・フォーラム等

 開拓の村ボランティアは現在189名が登録されているという。ボランティア組織としてとても整っている組織との印象を受けたが、そのボランティアの方の一人一人の力量にも素晴らしいものを感じさせられた。 

 9月12日(木)午後、北海道開拓の村において「道民カレッジ称号者セミナー」が開催された。このセミナーの開催目的は、道民カレッジで学士や修士、博士などの称号を得た人たちが、道民カレッジで学んだ成果を他に生かすキッカケを掴んでほしいという目的でもって開催されていると私は理解している。そこで今回は、「北海道開拓の村ボランティア」の実践に学ぼうというものだった。

 セミナーは最初に北海道開拓の村館長の中島宏一氏より、ボランティアの組織や活動内容について説明を受けた。それによると、現在ボランティアとして登録している人は189名で、最高齢は87歳、平均年齢は71.8歳という高齢者の集まりであるとされた。

       

       ※ 中島宏一開拓の村館長の話を聞く受講者たちです。

 北海道開拓の村は昭和58年に開館(開村)したが、職員不足を補う目的でもって昭和62年からボランティア制度を導入したということだった。当初は文字どおり職員不足を補う助手的立場であったが、平成7年1月17日に発生した阪神淡路大震災において自然発生的に、自らの創意工夫で活躍したボランティアの存在によって、ボランティアそのものの質の変化があったという。以来、開拓の村においてもボランティアが助手的立場ではなく、自分たちで創意工夫し、より良い開拓の村の在り方について提言し、実践するボランティアに生まれ変わってきたという。現在の活動内容は、①村内施設の解説・案内、②各施設における演示、③行催事への協力・参加、④曜日班の運営、と多岐にわたっているという。研修制度も充実していて、定期的な研修会の他、道内、道外、時には海外へまで足を伸ばし、同種の施設見学を実施して資質の向上を図っているそうだ。

       

   ※ ガイドの中瀬氏(青いズボンの方)によると、入村者はまずこの案内図のところで巡るコースを検討するとのことです。

 活動のメインである村内施設の解説・案内について、ボランティア一年目は単独での解説・案内はさせず、先輩について一年間の研修を終え後で初めて独り立ちするという。ということで、その後に私たちを案内したのは、敢えて二年目のボランティアを担当として充てたという説明だった。

       

       ※ アメリカの建築様式を模した旧浦河支庁舎です。

 中島館長の説明を終えた後、開拓の村巡りに移った。ガイドはボランティア2年目の中瀬清という方だった。中瀬氏は若々しくまだ60代前半ではと思われたが、その説明ぶりは堂に入ったものである。その説明ぶりからは相当に研鑽を積んでいることをうかがわせてくれた。その研鑽の一つとして道民カレッジで学んだことも披歴してくれた。

       

       ※ 村内を巡る馬車鉄道がちょうど運行していました。

 私自身はガイドをするだけの力量を有しているとは思われないし、また年齢的にも無理であるが、道民カレッジに学んだ方でまだ若い方は挑戦してみるべき価値のあるボランティアではないか、と思えた…。 

 

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