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札幌山の手高校ラグビー部監督は語る

2019-09-03 13:23:03 | 講演・講義・フォーラム等

 能弁というよりは訥々と語る姿に説得力があった。ラグビーWC2019大会の日本代表のキャプテン:リーチ・マイケル選手を育てた札幌山の手高校の佐藤幹夫監督はラグビーを、人間教育を、そしておのれの人生を語った。 

 9月1日(日)午後、札幌市西区が主催する「札幌山の手高校ラグビー部佐藤監督の講演会」が西区民センターで開催されたので参加した。会場は西区住民を中心にして満員の盛況だった。(新聞報道では300人とか)

             

            ※ 体はがっちりとしていますが、けっして上背が高くはない佐藤監督です。      

 佐藤監督は「私流ラグビーを通じた教育」と題して、自らのラグビー人生、山の手高校におけるラグビーチームの強化、あるいは人間教育などについて語られた。佐藤監督はけっして能弁ではなかった。むしろ訥々とユーモアも交えながら自らの実践を振り返った。

 佐藤監督は元香蘭女子高校が男女共学となって「札幌山の手高校」が誕生した1988(昭和63)年に赴任されたそうである。赴任早々にラグビーを立ち上げ、問題を起こすような生徒をラグビー部に勧誘し活動を開始したという。当初はなかなか成績が伴わなかったが徐々に力をつけて全道大会に出場しても、当時全盛だった函大有斗高校には歯が立たなかったそうだが、苦節12年、2000年にようやく函大有斗高校の壁を破り、以来全道大会(南大会)15連勝を飾り、強豪校に育て上げたことは有名である。

       

 そうした強化を続ける中で出会ったのがリーチ・マイケル選手である。2004年、15歳で札幌山の手高校に入学したマイケルは佐藤監督の下でたくましく成長した。今や日本代表になくてはならない存在である。そんなマイケルは佐藤監督のことを「最も尊敬する人」と言って憚らないという。その理由として「幹夫先生はいつも自分のことより生徒の力になろうと考えていた。困っている人がいたら体を張ってサポートしてくれる」と言っているという。ここに佐藤監督の監督哲学、人間哲学が表されているように思われる。

 札幌山の手高校ラグビー部は北海道でこそ強豪と言われる存在となったが、全国ではまだまだ強豪校とは言えない存在である。ラグビー部監督としては、やはり全国の強豪校の一つに名を連ねることが願いだという。そしてあわよくば全国制覇することだという。そうした夢を描きながら、生徒たちの心も体も技術も鍛え、これからも邁進していきたいと語った。

 会場には恩師(監督)のお話を聴こうと、現役の選手たちも聴講していた。講演後にその選手たちをモデル役としてラグビーの基本的なルールや戦術などを解説した。フォワードの選手たちの体格の良さ、バックスの選手たちのいかにも俊敏そうな体つきが良く見て取れた。そうした中、現在もニュージーランドからの留学生が4~5人在学していることも分かった。

       

       ※ ラインアウトの様子を実演してくれた札幌山の手ラグビー部の部員たちです。

       

       ※ こちらはラックの様子を演じてくれました。

 札幌山の手高校ラグビー部のユニフォームの胸に輝くチームロゴは「No Pain No Gain」(痛み(苦労)なくして、得るものなし)だそうである。まさにラグビー精神そのものである。「No Pain No Gain」の合言葉で是非とも全国の強豪校にのし上がってほしいと願いながら会場を後にした。

 私はこの講演会に続いて、本日(4日)夜、小樽市内で行われる元日本代表の吉田義人選手の講演会を聞きに行くことにしている。

 なお、区民センター内の別会場においてラグビーWCの「特設パネル展」が開催されていたので、その様子を撮った写真も併せて掲載することにする。

       ※ ラグビーWCの「特設パネル展」の様子です。

        

              

       

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