田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

人生を語る

2017-11-29 18:15:02 | 「めだかの学校」関連

 ちょっとオーバーなタイトルかな?とも思うが…。人生60年、70年と生きてきた方々が、自らの人生の中で印象的なことを語る会がスタートした。参加している「めだかの学校」が新しい学びをスタートさせた。

 「めだかの学校」は、今新しい学びを模索している。
 というのも、これまでは「めだかの学校」の会員が企画し、外部に呼び掛けて実施する学習形態が主であった。つまり、映画鑑賞とか、DVDによる世界遺産や日本の近代史を学ぶとか、あるいは市内各所の施設見学などを行ってきた。
 しかし、会員の中から「外へ開くばかりでなく、自分たち自身が学ぶ場があっていいのではないか」という意見が大勢を占めることとなり、今年度後半の下半期は、「古典落語を聴く会」と「自らの人生を語る会」とどちらとも会員限定の学習会を行っている。

 11月27日(月)、その二つの学習会のうちの「自らの人生を語る会」が実施された。下半期ということで、すでに先月も同じものを実施していたが、ブログで公表するのは今回が初めてである。
 この日は、S氏とN氏の発表だった。S氏もN氏も70代後半の方である。
 
 S氏は会社勤めを退職されてすでに16年経過されている方だが、その間実に多くの学びをされていることを発表された。道民カレッジに学ぶだけではなく、通信教育を利用されて、「庭園管理士」、「生涯学習インストラクター」、「生涯学習コーディネーター」、「地域アニメーター」などの資格を次々と習得されている。さらには、地域活動にも積極的に関与され、○○市環境推進員も自ら手を挙げて就任されたり、自治会活動に積極的に参加されたりしていることを語った。
 めだかの学校を通じて、S氏とはすでに3年以上のお付き合いがあるのに、S氏がそうした学びをしていたことを全く知らなかった。大いに刺激を受けたお話だった。

 一方、N氏もS氏と同年代で、やはり会社勤めをされていた方である。
 N氏は、会社員時代に出向の形で3年間にわたって外食チェーン店の事業拡大にかかわった体験を話された。N氏は経営者の片腕となって辣腕をふるったようだ。
 当時N氏は30代後半、安定していた会社員時代に出向した3年間は相当に刺激的な3年間だったようだ。
 外食産業は、今も昔も激しい競争世界である。そこでの体験がN氏には忘れられない日々だったようだ。
 まったくの門外漢である私でも、N氏がはつらつと活躍されていた様子が目に浮かぶようだった。

 前回は、S氏が趣味の「手作りビール」について、F氏が自らの「読書生活」について語った。どちらもこれまでのお付き合いでは見られなかった、それぞれの方の別の一面を伺うことができ有意義だった。

 さて、次回(12月は休みになる)1月は私の発表の番である。
 テーマだけは決めている。「私を培ってくれた欧亜貧乏旅行」と題して、学生時代に体験したのヨーロッパ・中近東・アジア放浪の旅が、その後の私に与えた影響について話してみたいと思っている。内容はまだ煮詰めていない。これからじっくり考えていきたいと思っている。