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R.ウィルソン+ソリスティNY=ストラヴィンスキー「兵士の物語」

2018-06-27 | 音楽 - ストラヴィンスキー
 先日買ったCDを聴いた.R.ウィルソン指揮+ソリスティ・ニューヨークによる,ストラヴィンスキー『兵士の物語』.

 終始やや遅めのテンポを採り,正確無比の技術と譜読みで丁寧に描き出した演奏.R.ウィルソン率いるソリスティ・ニューヨークはアンサンブル全体としても,控えめながらよく整理された快適なもので,とりわけパーカッションの硬質な音色は魅力.ただし,終盤の穏やかな楽章においてはそのマジメな曲作りが裏目に出て,やや平板かつ神経質な音楽.物語の進行役である語り手たちはパワフルな演技で,なかでも兵士ジョゼフは笑っちゃうくらいの激情家だ.録音は各楽器を鮮明に捉えて優秀であるが,音楽を伴わないシーンのナレーションがどういうわけだかえらく小さく絞り込まれており,その都度ボリュームを上げて聴かなくてはならない点は残念.


Igor Stravinsky: Histoire du soldat
Ron Bohmer (Soldier),Reed Armstrong (Devil) & Sally Goodwin (Narrator),
Ransom Wilson (conductor),
Solisti New York,
Chester Music,CD 122
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