ケニチのブログ

ケニチが日々のことを綴っています

西村まさ彦『兵士の物語』

2018-04-22 | 音楽 - ストラヴィンスキー
 夕方,ロームシアター京都にて行なわれた,西村まさ彦らによる朗読劇『兵士の物語』を聴いた.ストラヴィンスキーによる難解な譜面に挑む演奏隊は,コルネットを中心に平凡なミスが相次ぎ,アンサンブル全体としても何の意志をも感じない散漫な内容で,とことん興醒め.まず,仮にも劇伴の現場で,フレーズの末尾を弱めてはいけない.西村氏の朗読は,さすがにベテランらしい手慣れたものであったが,15年前に彼の主演したパワフルな同演目を観た身としてはやはり,舞台美術にしろ衣裳にしろ,殺風景な演出(というよりもむしろ,ほとんど「無演出」)がとかく物足りなかった.

 なお,ブックレットには物語の詳細が結末に至るまで書かれており,お客の楽しみを奪うそのデリカシーのなさには,まったく信じられない思いだ.品性下劣な執筆者はそれこそ,兵士ジョゼフと一緒に地獄へ堕っ込ちてしまえ!


ローム ミュージック フェスティバル 2018
 リレー コンサートD 朗読劇「兵士の物語」 ~彼の運命や如何に!?

【出演者】西村まさ彦 (朗読),玉井菜採 (ヴァイオリン) ほか
【日時】2018.4.22 15:30-
【場所】ロームシアター京都 サウスホール
【曲目】
■J.S.バッハ: 無伴奏パルティータ 第3番 ホ長調 BWV1006
■P.ブーレーズ: ドメーヌ
■I.ストラヴィンスキー: 兵士の物語
ジャンル:
ウェブログ
コメント   この記事についてブログを書く
« 大茂絵里子+名フィル=伊福部... | トップ | D.キタエンコ+ザグレブフィル... »
最近の画像もっと見る

コメントを投稿

音楽 - ストラヴィンスキー」カテゴリの最新記事