船旅を楽しむ~豪華客船から遊覧船・渡し舟まで~

「まるみのあっちこっち巡り」の別館
船だから楽しめる旅を紹介していきたいと思います。

東京湾で唯一の無人島へ

2017年04月27日 | 遊覧船・渡し舟・その他船(国内)



三笠桟橋から乗船し、
目指すのは東京湾で唯一の無人島。





三笠桟橋があるのは、
記念艦「三笠」のある三笠公園の近くで、
軍港めぐりの発着所とは離れてます。





3月~11月の間は毎日8時30分~16時30分まで
1時間毎に1便運航されています。

12月~2月の冬季は土日祝日のみの運航で、
9時~16時まで1時間毎に1便です。





東京湾沿岸の風景を楽しみましょう。





青い海と白い船。
しかし、うっとり眺める時間はありません。

乗船時間は約10分程、
乗船料は往復大人1300円です。





無人島へ上陸すると思うと胸も高まります。





猿島の入り口となる猿島桟橋を渡り、
東京湾唯一の自然島猿島に上陸しました。





横須賀の街並みを眺めながら遊べる海水浴場。
好きな食材だけを持って行けば気軽に
BBQが楽しめるので特に夏は人気のスポット、
テレビなどでもよく取り上げられていました。





無人島ですから宿泊施設はありません。
島の探索を終え長い桟橋を渡り、再び船に乗ります。





楽しい時間であったとしても
最終便には必ず乗船しましょう。
取り残されては大変なことになりますよ。





もちらん、連絡をすれば船が迎えに来てくれますが、
チャーターすることになるのですから特別料金となり、
その代償は大きなものとなります。
さっ、早く帰りますよ~。





再び三笠桟橋へと戻ってきました。

映画『天空の城ラピュタ』を連想させるとして
人気を集めており、猿島を訪れる人は年々増加しているとか。

神奈川県横須賀市

2014.11.30

YOKOSUKA軍港めぐり 後編

2017年04月12日 | 遊覧船・渡し舟・その他船(国内)



横須賀港ならではのYOKOSUKA軍港めぐりの続きです。





1853年、米国のペリー艦隊の黒船が浦賀に来航して以来、
日本で初めての造船所となる「横須賀製鉄所」を建造、
以降昭和にかけて、横須賀港は世界でも
有数の軍港へと発展していきました。





実際に艦船を何隻も見かけるなど初めてことなので、
異様な雰囲気には戸惑いもありました。





日米が共同利用する倉庫地区の吾妻島などは
一般人の立ち入りはできません。

19年間の任務を終え、引退した潜水艦「わかしお」
総航程は地球13周分に当たる50万キロを超えています。
お疲れ様でした





アメリカ海軍横須賀海軍施設では、
在日米海軍司令部が置かれ、およそ11隻の艦船の母港。
学校、病院、郵便局、映画館、競技場などが並び、
約2万人を超える人々が生活する街となっています。





5106という番号は、しょうなん型海洋観測艦「しょうなん」
海洋観測船の中では最も新型の艦です。

海洋観測艦は、海洋観測をしているといっても軍艦、
海底地形や底質、磁気雑音などの対潜戦に
影響を及ぼす自然環境のデータ化をしています。
魚など海洋生物を調査しているのではありません。





明治時代に横須賀港と長浦港を結ぶために
旧海軍により掘られた新井掘割水路。





日本の潜水艦の技術は高いとか…





海上自衛隊司令部と護衛艦のある船越地区。
海上自衛隊の全艦船・全航空機を指揮する司令部、
その他にも長浦港には護衛艦隊司令部などが置かれ、
海上自衛隊の中核を担っています。





10隻以上の護衛艦が係留できる吉倉桟橋が見えると
このクルーズは終わりとなります。





1時間に1本のクルーズのために手を振ってくださる
自衛官の方々、お疲れ様です。

約45分のYOKOSUKA軍港めぐりクルーズでした。
汐入ターミナルは観光案内所を併設した
乗船チケット販売所で、おみやげも揃っています。
海上自衛隊カレーシリーズが人気のようです。

クルーズ料金:大人1400円 小学生700円

神奈川県横須賀市本町2-1-12

2014.11.30

YOKOSUKA軍港めぐり 前編

2017年03月27日 | 遊覧船・渡し舟・その他船(国内)



YOKOSUKA軍港めぐりのスタート。





ワォ~!期待も高まりますね。





チケットを渡されてこちらの船に乗船。





乗船した午前10時の便は土日祝日のみの便です。
それから1時間ごとにあり、最終便は15時。





アメリカ海軍や海上自衛隊の艦船を
間近で見られる横須賀ならではのご当地クルーズ、
汐入ターミナルをスタート。





8角形の鉄板にはレーダーが埋め込まれていて、
秋田県から兵庫県あたりなら1秒以内に察知できるとか。

艦船のことはよくわかりませんが、
解説があったのでメモをしておきました。





12号バースは、全長約410mの航空母艦専用埠頭。

アメリカ国外の基地を事実上の母港として配備される唯一の空母
「ジョージ・ワシントン」は、日本に配備された初の原子力推進空母。
こちらで見ることができる確立は50%位だそうです。





天候に恵まれ、穏やかな気温でしたので、
屋内の座席よりデッキが人気のようでした。
(ちなみに満員御礼)





屋内の座席はこのようになっていました。





海上自衛隊の船。
PMのPはパトロール、Mは船のサイズだそうです。





日産追浜工場や住友重機がある夏島も見えてきました。

遠くに富士山や東京スカイツリー、横浜ベイブリッジなど、
周辺の景色も楽しめ、案内もありますので、
艦船には興味がなくても十分楽しめます。

神奈川県横須賀市

2014.11.30

尾道渡船

2017年03月19日 | 遊覧船・渡し舟・その他船(国内)



「尾道灯りまつり」を海側から見てみたいと
尾道渡船に乗船しました。





約5分程の船旅なのですが、
その地に暮らす人々に少し近づける
そんな気がする水上の「庶民の足」です。





海側から見る尾道の街も素敵です。
尾道三山を目指して入港した当時はどのくらいの
明るさだったのかしらと想像してみたり…





灯りまつりの余韻に浸っていると
すぐに向島兼吉地区に到着してしまいました。





この渡船を待っている人々がいます。





家路を急ぐ人と交代に渡船に乗り込む人々、
特別アナウンスがあるわけでもないのですが、
乗船下船も当たり前のように
スムーズに進んで行きます。





向島兼吉地区の地を踏んで、私も再び乗船。
NHK連続テレビ小説「てっぱん」にも登場しました。





ほんのりと明るい向島を後にしました。





尾道駅前港湾緑地の灯りまつりの会場に
往復200円の船旅を楽しんで戻ってきました。

広島県尾道市

2013.10.12

にっぽん丸ニューイヤークルーズ61 横浜港

2017年03月01日 | にっぽん丸ニューイヤークルーズ2015



既に三脚は宅急便で送る手配をしてしまいましたが、
カップルもたくさんいて絵になる横浜港を
カメラに収めたいと最後まで残っておりました。





そこには優雅で堂々とした「飛鳥II」も。





9日間を共にした「にっぽん丸」も。





離れがたい横浜港だったのです。





1958年にデビューした「にっぽん丸」
現在運行している船は3代目で、1990年に竣工されました。
その後も数度にわたる改築を経て活躍を続けています。





横浜・山下公園の岩壁に係留されている「氷川丸」
1930年の竣工で、神戸、横浜とアメリカ・シアトルを結ぶ
「動くホテル」と呼ばれた日本郵船所属の客船。

太平洋戦争中は病院船、戦後は復員船、
引揚船として運航し、再び客船として復活するという
数奇な運命をたどった船が、遠くに見えています。





日本を代表するトップ・オブ・クルーズ・シップ
日本郵船クルーズの「飛鳥II」は、
全長241m、全幅29.6m、5万142トンあり、
2万2472トンの「にっぽん丸」とでは大きさの違いは一目瞭然。





乗船したことはありませんが、
日本人好みのとても素敵な船であると聞いています。





こうして最後まで写真を撮っていて遅くなったのですが、
桜木町駅への最後の送迎バスで見送ってくださった
スタッフもいらして最後の最後までおもてなしの
姿勢に心を熱くしたまるみでした。

いつの日か「飛鳥II」乗船する日が来るかもしれませんが、
邦船は、「にっぽん丸」一筋に乗船の予定です。

2015.1.4