長野県北佐久郡立科町の山麓に建つ津金寺に、カタクリなどの春の山野草を観察しに行った話の続きです。観音堂の背後のうっそうとした森の斜面では、春の山野草が次々と芽吹いています。
天台宗の寺院である津金寺(つがねじ)の境内には観音堂が鎮座しています。その観音堂に向かう境内への入り口には、茅葺きの大きな仁王門(山門?)が立っています。
その茅葺きの大きな仁王門の屋根の上で、キセキレイがよく鳴いています。
カタクリなどの春の山野草が咲き始めた森の斜面には、アトリの群れが来ていました。カタクリの見学者が近づくと、アトリはいっせいに森の奥に飛び去りました。
冬鳥のアトリの数羽が比較的近くの木に留まりました。
森の斜面で育っているサンシュユの木は、黄色い小さな花を咲かせ始めています。
陽当たりのいいところでは、ウメの木が濃い桃色の花をよく咲かせています。
佐久平では、まだウメの花が咲く季節です。サクラの花は、蕾がいくらか膨らみ始めた段階です。
森の斜面では、シロバナエンレイソウが大きく育っています。まだ花の蕾は小さかったです。
フクジュソウは開花期を終えつつあります。まだ花をよく咲かせています。
森の斜面の下側を流れる疏水の近くでは、ミズバショウが咲き始めています。やっと白いガクを咲かせたところです。
津金寺の背後の森の斜面では、春が進むにともなって、これからはさまざまな山野草の花が次々と咲くことでしょう。
この津金寺は「薬師寺の僧行基が戸隠権現の霊経によって聖観音を安置し津金寺を開いた」と伝えられています。
そして、伝教大師最澄や慈覚大師円仁によって、“談義所”として整備されたそうです。学問を学ぶ“学問所”です。
現在、天台宗延暦寺で公称する天台宗最古の建治二年(1278年)の学問所(談義所)なのだそうです。この当時は山深い地での修行だったことと思います。
天台宗の寺院である津金寺(つがねじ)の境内には観音堂が鎮座しています。その観音堂に向かう境内への入り口には、茅葺きの大きな仁王門(山門?)が立っています。
その茅葺きの大きな仁王門の屋根の上で、キセキレイがよく鳴いています。
カタクリなどの春の山野草が咲き始めた森の斜面には、アトリの群れが来ていました。カタクリの見学者が近づくと、アトリはいっせいに森の奥に飛び去りました。
冬鳥のアトリの数羽が比較的近くの木に留まりました。
森の斜面で育っているサンシュユの木は、黄色い小さな花を咲かせ始めています。
陽当たりのいいところでは、ウメの木が濃い桃色の花をよく咲かせています。
佐久平では、まだウメの花が咲く季節です。サクラの花は、蕾がいくらか膨らみ始めた段階です。
森の斜面では、シロバナエンレイソウが大きく育っています。まだ花の蕾は小さかったです。
フクジュソウは開花期を終えつつあります。まだ花をよく咲かせています。
森の斜面の下側を流れる疏水の近くでは、ミズバショウが咲き始めています。やっと白いガクを咲かせたところです。
津金寺の背後の森の斜面では、春が進むにともなって、これからはさまざまな山野草の花が次々と咲くことでしょう。
この津金寺は「薬師寺の僧行基が戸隠権現の霊経によって聖観音を安置し津金寺を開いた」と伝えられています。
そして、伝教大師最澄や慈覚大師円仁によって、“談義所”として整備されたそうです。学問を学ぶ“学問所”です。
現在、天台宗延暦寺で公称する天台宗最古の建治二年(1278年)の学問所(談義所)なのだそうです。この当時は山深い地での修行だったことと思います。
コメントをお寄せいただき、ありがとうございます。
津金寺は、カタクリが咲き乱れる時期から、次々と山野草は花を咲かせます。カタクリとアズマイチゲの開花期以外は、訪れる方が少ない静かな古刹です。
木々の新緑の芽生えも美しいです。
雑木林の地面で、シロバナエンレイソウが咲き始めると、早春を感じます。
コメントをお寄せいただき、ありがとうございます。
立科町にある津金寺は、カタクリやアズマイチゲの花が群生して咲く古刹として、山野草の花見の方が大勢来ます。
5月連休ごろには、次の山野草の花が咲きます。このころは、裏山を散策するのが楽しみです。
コメントをお寄せいただき、ありがとうございます。
この津金寺がある現在の立科町は、佐久平と諏訪市、佐久平と上田市を結ぶ街道にあります。でも、当時は山里のお寺で、食料の調達は大変だったと想像しています。
武田信玄などからは庇護を受けましたが、織田信長の軍勢には、焼かれたため、現在の建物は江戸時代に再建されたそうです。
当時は山の中で、よく勉強できたでしょうが、生活は大変厳しいところだったでしょう。
早春を告げる片栗や東一華などが咲き始めて、山麓の春を伝えます。
キセキレイが楽しく鳴いているように見えます。
コメントをお寄せいただき、ありがとうございます。
確かに、キセキレイは水辺でよく見かける野鳥ですね。この津金寺の境内には小さな疏水があるので、この山門の上にいたのかもしれません。
その水辺では、これからはミズバショウなどが咲きそうです。
この仁王門は、戦国時代に織田信長の軍勢に責められ、焼かれたそうです。その後、江戸時代に再建されたそうです。
このキセキレイは、屋根の上で大きく口を開けて鳴いているようです。貴重な写真を拝見いたしました。
ここ津金寺周辺ではカタクリ・アズマイチゲ・シロバナエンレイソウなどの花々も観察でき、
自然に恵まれた素晴らしい場所だと感じました。
お寺の桧皮葺の屋根も風情がありますね・・・。
コメントをお寄せいただき、ありがとうございます。
今年の冬は、埼玉県内でアトリの群れに何回か出会いました。
佐久荒船高原にも、アトリの群れが来ていました。
4月半ばにもなり、アトリは北に向かい始めていると思います。その途中で、立科町の津金寺に立ち寄ったと感じました。