さいたま市桜区の田島ヶ原サクラソウ自生地の奧では、エナガの群れに出会いました

　さいたま市桜区の荒川沿いにある桜草公園の田島ヶ原サクラソウ自生地は、覆っていた、背の高いススキやヨシなどが枯れ野にに覆われています。この桜草公園への訪問は秋の景色になり始めてからでも、約１カ月半ぶりです。

　その荒川支流の川岸にある田島ヶ原サクラソウ自生地は、12月に入り、ススキやヨシなどの枯れ野になり、ここがサクラソウ自生地だとは知らない方には、単なる荒れた草原にしか見えない風景です。

　ススキやヨシなどの枯れ野の奧には、荒川の桜草水門が建っています。



　この田島ヶ原サクラソウ自生地の奧では、ベニマシコを観察したという方がいたので、出かけてみました。

　田島ヶ原サクラソウ自生地の奧の低木の木に、20羽ぐらいのエナガの群れが来ました。



　数メートル先の枝先に留まったエナガは、近すぎて撮影しにかったです。







　どのエナガも同じように見えますが、それぞれ違った個体を撮影したと考えています。

　この20羽ぐらいのエナガの群れには、シジュウカラも数羽が混じっている“混群”になっていました。

　実は、一度だけ、ジョウビタキの雄が飛来しましたが、撮影できませんでした。

　この奧の竹やぶには、毎年、晩秋になると、フクロウの仲間のトラフズクが数羽、越冬にやって来ます。

　現在は、3羽のトラフズクが来ているそうです。その1羽が、竹やぶの中で眠っています。





　トラフズクは夜行性なので、夜に獲物を捕りに行き、昼間は寝ています。

　その後は、近くの水路にカモ類を観察に出かけました。マガモの番を眺めました。



　田島ヶ原サクラソウ自生地の奧には、冬鳥が次第に集まって来ているようすです。

　田島ヶ原サクラソウ自生地の奧でいろいろな野鳥を観察していると、晩秋から初冬への季節の移り変わりを実感します。

　なお、秋になり始めた田島ヶ原サクラソウ自生地は、弊ブログの2016年10月20日編をご参照ください。