ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

岐阜県中津川市の名物になっている和菓子の栗きんとんを購入しました

2012年11月14日 | グルメ
 岐阜県中津川市は和菓子の栗きんとんの発祥の地をうたっています。毎年9月1日から和菓子店それぞれ、その年の栗きんとんを売り始めます。栗きんとんを販売する和菓子店は10数店あるそうです。

 中津川市のお土産センターに立ち寄ったら、各和菓子店の栗きんとん10店分ぐらいががバラ売りされていました。どれも同じパッケージに入っていて、価格は1個220円です。立ち寄った時間が遅い時間だったためか、すべての店のものが揃っていないようでしたが、ものは試しと、5店分を購入しました。

 栗きんとんは、原料のクリの実を蒸し、裏ごしし、砂糖を加えて、栗きんとんの餡に加工して、茶巾などで絞ったお菓子です。



 原料がクリの実と砂糖だけですが、各店の特徴が出ているお菓子です。このため、日持ちせず、賞味期限は最長3日でした。

 日持ちしないので、ついつい食べてしまい、各和菓子店の栗きんとんを写真に撮ることを怠りました。気がついた時は、中津川市の恵那福堂と恵那市の三久の2店の栗きんとんしか残っていませんでした。



 5種類の栗きんとんの風味は、クリの実の粒が入っているもの、餡がねっとりしているもの、あるいはさらっとしているもの、甘味が強いもの、あるいは弱いものとさまざまでした。

 中津川市の栗きんとんを販売している和菓子店14店が作成しているWebサイトによれば、中津川市近くにそびえる恵那山(標高2191メートル)の山麓はヤマグリの産地で、いろいろなクリが採れるそうです。例えば、「えな」「ぼろたん」「丹沢」「出雲」などの13種類が紹介されています。
 
 いいクリの実が採れることと、中津川市が江戸時代に中山道の要所として栄え、その結果、茶道が発達し、和菓子の需要が高まったことも、クリなどを原料とした和菓子が発達した背景だそうです。
 
 東京都内のデパートに出店している中津川市の和菓子店では、栗きんとんを9月1日から販売し始めます。それなりに、いい価格で販売しています。今後も、日本の和菓子職人の腕前を感じさせる栗きんとんを食べ比べしてみたいものです。

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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
栗きんとん (シュウマイ小僧)
2012-11-14 11:17:14
今日の朝、TBSの番組で、恵那市(たぶん)のお菓子屋さんの栗きんとんを紹介していました。
材料からみれば、素朴な和菓子ですが、いいクリのいい部分だけを使うので、やや高価になると感じました。
原料だけで勝負するのは、かなり難しいようです。
栗きんとん (INPUT)
2012-11-15 08:01:23
栗きんとんが高級な和菓子である理由が分かりました。
砂糖も和三盆なのでしょうね。
中津川市 (紫陽花)
2012-11-16 00:37:02
中津川市に以前、行った時に、和菓子店が市内に多いことに気が付きました。
そのお店の一つではいろいろな和菓子を販売していました。
江戸時代に、中山道の主要な町として発展し、茶道が盛んになったことの反映なのかもしれません。
栗のお菓子 (ダイエット志願者)
2012-11-17 06:02:28
秋になって、栗を原料にした和菓子などのお菓子が登場すると、食の豊穣を感じます。
栗きんとんにマロングラッセ、モンブランなどを想像すると、秋の楽しみを感じます。
もちろん、栗ご飯なども好きです。

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