ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

長野県佐久市南西部の大河原峠から蓼科山山麓を回る林道を進みました

2014年09月20日 | 旅行
 長野県佐久市の南西部にある大河原峠(おおがわらとうげ)は、標高2093メートルもある峠です。このため、大河原峠は近くの双子山(標高2223メートル)や北佐久郡立科町側の蓼科山(標高2531メートル)の登山口になっています。

 佐久市側の大河原峠から蓼科山の北側山麓を回り込む林道は、秋に咲く山野草が美しい周回路です。この林道の蓼科山側はかなり険しい崖で、垂直に近いところが多くあります。そして逆側は険しい谷で、下では渓流が流れている箇所が多いです。

 その谷側に生えた針葉樹の枝にヒガラの群れがいました。



 ヒガラの群れは、針葉樹の根元の草辺りと、木の枝とを行き来しています。

 このほかの野鳥もいたようですが、葉の陰でよく見えませんでした。運がよければ、オオルリやミソサザイに出会えるかもと期待しましたが、お目にかかれませんでした。

 林道の蓼科山側はほぼ垂直な崖沿いのために、崖の上に伸びた森陰になり、水もしみ出ているので、一日中、気温が低いようです。蓼科山山麓の林道の上に見える森です。



 涼しいためか、夏に咲くホタルブクロの花などが、まだいくらか咲いています。咲くのが遅いのかもしれません。

 キバナミヤマオダマキの花もまだいくらか咲いています。



 ミネウスユキソウの花も所々でまだ咲いています。日本のエーデルワイスの花です。



 当然、崖にはサラシナショウマの花が多数咲いています。



 今回のお目当ては、トリカブトの紫色の花です。

 この林道には、濃い紫色のトリカブトが咲きます。今回は、あまり紫色が濃いトリカブトの花には出会えませんでした。

 蓼科山の七合目の登山道入り口を過ぎ 御泉水自然園近くまで進むと、その林の中に咲くトリカブトの紫色の花に出会いました。





 この辺は、標高が1800メートル台なので、標高が2000メートル以上の大河原峠付近よりは暖かく、トリカブトの花が大きいです。

 蓼科山の北側山麓を回るこの林道は、9月下旬になると紅葉見物の方で賑わいます。ただし、林道の道幅は狭いので、紅葉時には運転に注意が必要です。

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5 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
トリカブト (だるま大師)
2014-09-20 07:45:57
初秋から咲き始めるトリカブトは美しい花です。
この花が咲いている場所で、名前を知らない人に、これはトリカブトの花と教えると、多くの方は驚きます。
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ヒガラ (市街地鳥見者)
2014-09-20 08:35:00
ヒガラは市街地ではお目にかかれません。ある程度、標高の高いところまで、登らないと出会えません。
針葉樹の実を食べると聞いています。
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エーデルワイス (ベイスターズ好き)
2014-09-20 09:28:24
エーデルワイスの一種のミネウスヨキソウは地味な花ですね
歌が有名なので、何となく派手な花を想像しがちですが・・
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大河原峠 (信州人)
2014-09-20 10:53:08
観光地の霧ヶ峰高原・白樺湖方面の中では、蓼科山の裏側の大河原峠方面は”穴場”です。
ただし、林道はくねくね道で、ところどころ道幅が狭く、それなりの運転術が必要です。
紅葉時には、混みます。
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鳥兜 (T-REX)
2014-09-21 14:37:37
野山に咲く鳥兜は花が綺麗なために、花屋さんで株を売っている時があります。
あまり毒は強くないようです。
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