東京都新宿区にある新宿御苑では、八重桜系のイチヨウというサクラが満開です

　東京都新宿区内藤町にある新宿御苑に、満開になっているソメイヨシノなどのサクラの木々を観賞しに行った話のまだ続きです。

　環境省が管理する国民公園である新宿御苑の西北部にある新宿門から入り、広い御苑内を歩き回りました。

　新宿御苑内で、満開の花を咲かせているソメイヨシノ（染井吉野）の大木（たいぼく）を中心に、いろいろな品種のサクラの木々が花をよく咲かせています。







　満開の花を咲かせているソメイヨシノの木と、他のいろいろな品種のサクラの木々が、同時に花をよく咲かせて、互いに華やかさを競っています。

　今回、ちょうど満開で記念撮影の対象となったのは、サトザクラ系八重桜のイチヨウ（一葉）です。花の色は、比較的、淡いピンク色です。







　お菓子の“ボンボン”のような見た目で、愛らしい外観です。このイチヨウの大きな木は、枝が枝垂れザクラのように地面まで伸びているので、その垂れた枝に咲く花を背景に、記念撮影される方が続きます。

　今回、初めて見たのは、アメリカという変わった名前の品種でした。初めて見るサクラの品種の花です。



　米国で改良されたサクラの品種なのかもしれないと、推定しています。ほんのりと赤く、美しい花です。できたら、このアメリカという品種について、調べてみたいと感じています。

（追記）今回、観察した「アメリカ」は、米国ワシントンDCに送られたソメイヨシノの実生から生まれた品種だそうです。ソメイヨシノに比べて花が大きいのが特徴です。米国ワシントンDCではアケボノ（曙）と呼ばれていたが、日本に導入する際、同名のサクラとの混同を避けるために「アメリカ」に改名されたそうです。