ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

前橋市嶺町にある嶺公園の雑木林では、アトリの群れにも出会いました

2017年02月13日 | 旅行
 前橋市嶺町にある嶺公園の山麓にある雑木林には、アトリの群れも飛来していました。この嶺公園に野鳥観察などを目的に遠征した話の続きです。

 前橋市市街地から東側にある嶺公園は、赤城山(標高1828メートル)の南面の標高300メートルから380メートルの自然豊かな山麓です。嶺公園の上部側は斜面に沿って、いくつかの沢があり、野鳥が活動しやすいようです。

 比較的、日陰が多い沢沿いを歩きました。



 その沢沿いの木々に、アトリの群れが飛んできました。アトリは5、6羽の群れでした。

 陽当たりがいい木の枝に留まったアトリです。



 陽当たりがあまりよくない木の枝に留まったアトリです。





 アトリの顔が木漏れ日の影になっています。

 日陰が多い沢沿いには、ガビチョウの群れも出てきました。





 身体が少し大きいガビチョウは「画眉鳥」と表示される“鑑賞用の鳥”でしたが、“篭脱け”して野生化した野鳥です(正確には、飼い主が飼育を止めて、放したと推測されています)。

 ガビチョウは鳴き声が大きく美しいことから、中国などから輸入され、“鑑賞用の鳥”として飼育されていました。



 現在は、“篭脱け”によって野生化し、日本の固有の野鳥の生活の場を奪う恐れがあることから「外来生物法で特定外来生物に指定され、日本での侵略的外来種ワースト100選定種に指定されています」。

 草藪(やぶ)などで繁殖し、ウグイスなどの生活の環境を奪う可能性があると推測れています。

 嶺公園には、ガビチョウが繁殖しているもようです。豊かな自然環境が合ったようです。

 嶺公園の広大な雑木林の奧には、はるか西にそびえている浅間山(標高2568メートル)の山頂部が、落葉した木々の背後に何とか見えました。



 冬の間は、木々の葉が落ちていることから、かすかに見える山頂部分です。