ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

愛知県新城市の山間部にある鳳来寺山では紅葉が始まっています

2012年11月07日 | 旅行
 愛知県新城市の山間部に建つ鳳来寺(ほうらいじ)は、三河一の霊場として信仰の場になっています。その鳳来寺などがある鳳来寺山は、自然豊かな修行の場となっている山として有名です。

 最高地点の標高が695メートルの鳳来寺山では、山頂付近の岩場から紅葉が始まっています。11月に入って、「鳳来寺山もみじまつり」が鳳来寺周辺で始まっています。「鳳来寺山もみじまつり」を知らせる上り旗があちこちに立てられています。その一つとして、鳳来寺の本堂の横に、その上り旗がはためいています。



 真言宗のお寺である鳳来寺や鳳来山東照宮に向かう山道の参道沿いでは、カエデなどの落葉樹の一部が葉を色つき始めています。





 東照宮は、徳川家康の実母が参内して子供が授かるように祈願したところ、子供の家康を授かったという伝説があります。この伝説から、三代将軍の徳川家光が東照宮を設けて庇護したといわれています。

 鳳来寺や鳳来山東照宮は鳳来寺山の大きな岩山の山麓に建てられています。山中に建てられた僧坊が、山道から谷を挟んで、向かい側に見えます。



 落葉樹が紅葉し始めた中で、サザンカの花も少し咲き始めていました。



 自然豊かな鳳来寺山は、5月からホソバシャクナゲの花が咲き、夏はヤマユリやササユリの花が咲くそうです。さらに、コノハズクというフクロウの一種も観察されることで知られている自然豊かな山です。しかし、最近はコノハズクはほとんど見かけなくなったという説明もありました。

 鳳来寺山に登る途中で、ニホンザルを2匹、見かけました。四季を通じて、豊かな自然を感じさせる鳳来寺山の紅葉を楽しみました。