精密板金の丸井工業ブログ

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アルミ・アングル材の加工

2018年03月29日 | 精密板金 加工
精密板金の丸井工業

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アングル材を使ったラックマウント用のブラケットについて。

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「精密板金について」「精密板金加工とは」など、精密板金加工全般について丸井工業の事例などを含めて紹介致します

装置をラックにマウント(設置)するときにL字型のブラケットを使います。アングル材を使う場合はNCTやレーザー加工機は使えないのでケトバシ、ボール盤などを使い手加工で穴を加工します。NC装置付きの加工機が普及していな昔は穴加工や切断する位置は罫書き針(けがきばり)という金属の棒の先端を尖らせた道具で金属表面にキズを付けて加工していましたが精度が出しにくいし製品にキズが残ってしまうこともあったので、現在はNCTなどで治具を作り材料(アングル材)にキズを付けることが無く正確な加工が行える様になりました。参考写真はアルミアングル材を使ったマウントブラケットです。アルミに直接ネジを加工した場合取り外しの際にネジ山を壊してしまう心配や強度が必要な場合にはステンレス製の圧入ナットを打ち込むことによって解消できます。


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▲ これは表面処理前の製品です 取り付けるラックに合わせて塗装やメッキをします


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▲ 装置の前面部左右にブラケットを取り付けてブラケットの長穴を使ってラックに留めます


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▲ 表と裏がフラットになるステンレス製のプレスナットを打ち込んであります(下の写真の物)


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▲ 圧入した板金の表と裏に出っ張りが出ないプレスナット


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