AYAKO’s MOVING CASTLE

映画は楽しいね!

「あずみ」劇場

2003年05月28日 | ☆☆☆☆映画
原作 小山ゆう 監督 北村龍平
主演 上戸 彩、原田芳雄、オダギリジョー ほか若手俳優多々

幼い頃に天涯孤独となった あずみ。
仲間9人と一緒に爺に育てられ、刺客として訓練される
何年か経ち刺客として旅立つ時 初めての試練が訪れる。
仲の良い者同志組になれと爺に言われ それぞれ相手を決める。
そして爺が言った言葉は「互いに死ぬまで闘え。」だった・・・。

上戸彩ちゃんは 以前はあまり好きで無かった(ちょっと生意気な気がしていた)女優さんだが マシューにゲストで出た時になんだ普通の女の子なんだな。って思った。
ところが このあずみでは凄い殺陣を見せる。
ほとんど本人が演じたそうだ。
100人以上は切り殺したな。
血もどばどばっと出る。

漫画を読んだことはないが、映画は原作とかなり違う内容らしい。
刺客としての自分と人として感情を持っている自分との板挟みはあるけど あまりお涙頂戴になってないのがとても好い。
結構 さっさっと話が進んで行く。
だいたい スパイとか刺客とかはあまり感情を出さない方が好きだ。
その方が逆に感情移入し易い。
変に人情に流されるスパイとか出てくると だったら仕事変えればって思ってしまう。
あずみも心の中ではいろんな葛藤があるのだろうが とにかく前に進んで行く。
それがとても恰好良い。
2時間20分 とても短く感じた。

あずみの白と紫の衣裳が可愛い。(最初から最後まで これ一着なのもいいね。)


「あずみ」 2003年 日本映画

「シカゴ」劇場

2003年05月19日 | ☆☆☆☆映画
監督・振り付け ロブ・マーシャル 
主演 レニー・ゼルウィガー、キャサリン・ゼタ=ジョーンズ、リチャード・ギア

ヴェルマ(ゼタ=ジョーンズ)の様なスターを夢見る主人公ロキシー(ゼルウィガー)が浮気相手を殺してしまうが 悪徳弁護士のビリー(ギア)に弁護を頼む。
ロキシーは罪を逃れることが出来るのか?

大筋はこんな話しだが これは完璧なミュージカル映画です。
ただ舞台とは違い 映画ならではの脚本と編集でとても楽しめる。
3人とも歌や踊りをたっぷり披露してくれるので ミュージカル好きな人にはたまらないだろう。
何と言っても アカデミー賞最優秀助演女優賞を取ったキャサリン・ゼタ=ジョーンズの歌と踊りがパワフルで最高にいい。


「シカゴ」 2002年 アメリカ映画