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「四日間の奇跡」文庫

2005年04月11日 | 小説
四日間の奇蹟

宝島社

浅倉卓弥 著

「第一回 このミステリーがすごい!大賞」金賞受賞作

ピアニストとして致命的な傷を負った青年 如月敬輔と脳に障害を持った少女 千織。
二人は偶然の出会いから一緒に生きてきた。
そして 二人が行った場所で待っていたのはとても不思議な出来事だった。

ミステリー大賞と言っても この作品は完璧なファンタジーだ。

この作品にはたくさんのピアノ曲が出てくる。
残念ながら 私はピアノも習っていないしクラシック音楽にも疎いので この作品の良さは半減しているのではないかと思う。
それほど とても細かな描写がたくさん出てくる。
ただし 話の本筋ではないので物語自体は十分楽しめます。

話は 主人公 敬輔の語りで進む。
ピアニストとしての将来を断念しなければならない苦悩。
自分の将来と千織の将来。
ある日出逢った 真理子と言う女性。
敬輔から見たたくさんの人々。
そして信じられない奇跡。
神様がくれた四日間と言う時間。
何の為の時間なのか?

人は何をすべきなのか どう生きていけばいいのだろうか。
自分はなぜここにいるのだろう。

読み終わるとなぜかとても穏やかな気持ちになれた。

もう一人の主役 岩村真理子はとてもおしゃべりな女性。
本当にすごくしゃべる。
小説にしてはめずらしく延々と一人で話し続けるのだ。
今年映画化されたが この真理子役に石田ゆり子さん。
読みながらこんな長台詞は大変だなぁと変な心配をしながら読んでしまった。

ちなみに如月敬輔には吉岡秀隆君だそうだ。
「半落ち」の佐々部清監督がメガホンをとって6月4日ロードショー。

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