プチ熟年OL憂さ晴らし記

嗚呼、すまじきものは・・・
憂さを晴らして明日を生き出づプチ熟の情熱駄文。

痴話から生まれぬ喧嘩のタネ ☆ 其の3

2005年11月27日 | ご挨拶
ここまで愚痴れば気も済んだであろうと、半ば溜息交じりのお声が聞こえてきそうだ。
うむ、確かにそうである。
しかも、皆もそろそろ飽きてきた頃であろう。(笑)
では、絞めに・・・おっと、締めに入ろうか。

先週の金曜日、その晩から、男と出かけることになっていた。
出かけると言っても、食事をして、その後、私は酒を・男はジャズを聴くためにお気にのバーへ行き、その晩はお泊りして朝から東京・オタクの聖地に男の買い物に付き合う。
まあ、ちょいとオタク要素が見え隠れする予定になっていた。

実は、私は前の晩にこの計画を断った。
金・土・日と時間を拘束されるのは嫌であったし、“買い物は独りでする”のが好きな私は、一緒に仲良く買い物を・・・との計画は、毎回非常に息苦しい。
私の好きなものは、私が自由に、私の世界にドップリ浸って妄想・空想しながら買いたいと思っている。
男の方も私と同じような傾向にあるタイプなので、私は「買い物は独りで行ったらどう?」と切り出した。
しかし、一緒に行きたいとの返事。
じゃっ、仕方がない、付き合うか。

車の中で、男は、明日買う予定のモノの話を始めた。
とっても、本当にとても楽しそうだし、嬉しそう。
初めは断ってしまったが、こういう顔を見ると私も楽しくなるし、来て良かったと素直に思える。
だが、そんなイイ感じの雰囲気も1時間後には地獄へと変わるのだ。

細かいことは省略するが、この晩、男が予定したコースは全て没った。
男の機嫌が、みるみる悪くなるのがわかる。
いつもなら、私も宥め賺すのだが、もうご機嫌取り・太鼓持の役には疲れた。
この日は放っておいた。

すると「帰る」と言い始める。
どうやら、明日の買い物へは、急に行く気が失せたらしい。
それでもって、買い物に行く気がなくなったから、買い物要員のあんたはもう用無しだから・・・だとさ。

バカにしているとしか思えなかった。
友達であろうと、恋人であろうと、そんな言い方は普通しないだろう。
呆れて何も言えなかった。

既に夜もかなり遅く、終電なんて疾っくの疾うにない。
ここから私の家までは200㎞はある。
さすがに自宅まで車で送ってくれたが、終始無言。
「わざわざ送ってやる」っていう、雰囲気がモロ出ている。
送ってくれたことは有難いが、これなら自分独りでホテルにでも泊まるか、タクシーで帰った方がよっぽど良かった。

もう、いいかな・・・この男とは。

そんな気持ちを固めた。

この後、私はやってはいけないことをする。

自宅前で車を降りる時、男(の顔)にお金(食事代と足代)を投げつけてしまった。
しかも「わざ・わざ・送って下さって、どうもありがとう」との、嫌味タラタラ捨て台詞付き。
さすがに、怒っていたねぇ。(笑)
いや、笑い事ではないのだが。
怒りながらも「次に会った時にご飯でもご馳走してくれればいいから」とお金を返しながら言ってきた。

次?
次なんてないよ。

更に、止めの捨て台詞。
車のドアを閉めて、バイバイ。
あー、スッキリした。
って言うか、ホッとしたー。

もともと、この男とは2年前に別れている。
人生の歩み方が違うから、別れた。
この辺の説明をすべきなのであろうが、まあ、いいだろう。(笑)
おそらく理解されないだろうし、私がよしとしてとっている行動であるしね。

少しだけ言えば、私は、彼の才能にとっても惚れていた。
彼の革命的な才能に非常に心惹かれ、彼から受ける影響を、私は別れた後も欲した。
男の方も、別れた後も私の中に何かを見たのであろう、同じ思いだったようだ。
本当の運命の人が現れるまで、現れそうになるまで、仲良しでいよう。(仲良しでなかったが)
そんなところだ。

しかし、お金を投げつけたのは良くない。
お金にも、男にも悪いことをした。
これは反省しているので、謝った。

私は、男と女の喧嘩なんて本当にくだらないってことを、皆さんに実践して見せた。
夫婦喧嘩、恋人同士の喧嘩をされる時もあろうかと思うが、ここに居るプチ熟のくだらん喧嘩を思い出せば、自ずと頭が冷えるはず。
運命でなければ、別れには至らぬであろう。(笑)
皆さん、お幸せに。(爆)
(爆)じゃないかっ。
ごめんちゃい☆

ちなみに、自分では数千円を投げつけたつもりだったのだが、数万円だったことに気が付いた。
めちゃんこ、悔しい。(笑)
お陰で、その月の給料日までの2週間を、3,500円で過ごさないといけない羽目になった。

ぎゃふん って感じ!!(笑)

またね。