プチ熟年OL憂さ晴らし記

嗚呼、すまじきものは・・・
憂さを晴らして明日を生き出づプチ熟の情熱駄文。

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時価総額1万円以下のネットアイドル

2005年05月23日 | 心の叫び日記
今の時代、思い掛けないところから個人情報が流出し、とんでもない世界で自身がヒーロー&ヒロインとなっている可能性がある。
本当に恐ろしい時代になったものだ。

昨年末の話だ。
私は、引ったくりに遭った。

武芸の嗜みがある私は、常日頃から「腕に覚えあり」「飛道具が出なけりゃ、私の勝ち」と、そんじょそこらの暴漢・悪漢には負けやしないと豪語していたのだが、その強気な発言が見事に崩壊する日となった。

TVや新聞で、バイクや自転車に乗った輩に、引ったくりや、痴漢に遭ったなどというニュースを耳にする度に、私だったらそんな目に遭いはしないと思っていた。
犯行に及ぶにあたり、犯人は減速するはずである。
ならば、遭遇直後にそいつに飛びかかり引きずり下ろすことが出来るのではないか?
車輪を横から蹴り飛ばし、転倒させ捕り押さえることが出来るのではないか?
私だったら、出来る。
間違いなく出来る。
と、愚かにも思っていた。

が、現実は大違いであった。

「何が起きたかわからない」

それが、引ったくりに遭った直後の感想だ。

その日、私は、通勤バッグ、紙袋(2週間着通した汗まみれの会社制服セットが入っていた)、帰路の途中で立ち寄ったコンビニ袋の3つを片手に持って歩いていた。
日頃、路肩側にバッグを持つなど警戒をして歩いていたのだが、自宅を目前にして気が緩み、荷物を持ち替えたその瞬間に襲われ、身包みはがされた。
後方から忍び走ってきたスクーター男に、その3つの袋を全て盗られたのである。

前述の通り、何が起きたのかわからなかった。

「盗られた!」

と、理解した数秒後には、そのスクーター男は既に十数メートル先を逃げ去るところだ。

「待てよ、この野郎!」

あたしゃ、叫んだ。
デカイ声で叫んだよ。
悔しいことに、ヤツは減速し、叫ぶ私を振り返った。
フルヘルメットの中の顔は勿論見えなかったのだが、私には笑った顔が見えた。(気がする)
ヤツは、間違いなく笑った。(気がする)

キーーーッ、悔しいぃぃ。
嗚呼、今、思い出すだけでも、怒り震える。
この恨み、はらさでおくべきか・・・おのれ、犯人、末代まで祟ってやる。

おのれーーーっ!

私は、とっ捕まえ、成敗してくれようぞとヤツを追いかけた。
しかし、思うように足が動かず走れない。
まるで夢の中で走っているかのようだ。
足はもつれ、パンプスは脱げ、仕舞いには何かに蹴躓き素っ転んだ。
20メートルほど追いかけたところで、悲しいかな追跡終了。
ヤツの逃げた方角を確認し、脱げ落ちたパンプスを拾って交番へと向かった。
警察の世話になることなど、今生ではないと思っていたのだが・・・

交番に行き、驚いたことや初めて知ったことが幾つかあった。
まず、引ったくりに遭ったと交番に駆け込んでも、そこで一旦110番通報をしなければならないことには驚いた。
まあ、当然と言えば当然なのだが、こういった一連の手続きをふむことで結構な時間を要した。

初めて知ったことは、被害報告は全て時価で申告することだ。
これ、はっきり言って、めちゃんこ恥ずかしかったっす。
貧乏OL丸出しであったよ。とほほ。

現金の被害は、さんざん飲み食いしてきた帰りであったため、5、6千円程度。

バッグ、時価にすれば、3千円。(らしい)

財布、時価にすれば、0円。(らしい)

携帯電話、時価にすれば、0円。(らしい)

「らしい」と、言うのは、私が控え目な金額で申告しても、警察の方で全て否定し訂正させられたからだ。
こうなると、他に金目のものはあるかと訊かれても、「無い」と答えるしかない状況である。

そんな訳で、時価総額1万円以下のOLということに、私はなった。
被害者のはずなのに、ケチンボOL、安物買いOLの烙印を押されたような気分だ。
しかも、交番の中は、明らかに「いい年こいたOLさんなのに、被害金額少ないね」っていう雰囲気が大充満。
薄給なんだよっ、ちっ。

しかし、金やカバンはどうでもよいのだが、携帯電話や名刺などを盗られたのは正直きつかった。
まあ、お陰で腐れ縁っていう人間関係は全て(マジ、全て)清算出来た。
が、盗られた自分の名刺や、頂いた他人の名刺は悪用されたら困る。
これは、今でも心配している。

もうひとつ心配していることがある。

それは、会社の制服を盗まれたことだ。
運転免許書も盗られているし、顔写真付きで個人情報と共に会社制服がネット上に流出し売り買いされてはいないか?
しかも、その制服は汗にまみれ、かなりキツイ臭いを発している。
それ故に心配だ。

と、言うのは、常人には恐ろしく汚く臭い中古制服でも、マニアが在する世界ともなれば、それは夢のようなお宝となり、香しい制服は究極の逸品となるのである。
しかも、年増盛りのシロモノときちゃあ、大人気で高額売買間違いなし。
おまけに、私の制服はちょっとデカイ。
いや、かなりデカイ。
更にマニア度をパワーアップさせ、デブせ・・・究極マニア向けとなるのだ。

あん、私ったらどうしましょう☆
最早、間違いなくその世界のアイドルよん。

ああ、でも、願わくば、あの免許書の写真は少し加工を施して頂けないだろうか?
頬を少しほっそりと、腹話術の人形のような頬のシワを消し、二重アゴを消し、鼻梁を際立たせ、目は少々切れ長に。
それでもって、もしも誰かの体をくっ付けて流通させるならば、ボン・キュッ・ボンのデカパイbodyを私に恵んで欲しい。
頼む。
強く激しく願う。

小顔、ピチ肌、鼻筋と追った涼しい目元のデカパイで年増盛りのOL写真及び制服を、ネットのどこかで見かけたら、それは間違いなくワタクシであり、ワタクシの制服である。
高値で買うもよし、今宵のおかずにするもよし、あなたの好きにして頂きたい。
然しながら、現実は非常に厳しいものであることをお忘れなきよう。(笑)

ちなみに、、、
毎日PCで、写真と制服の検索をかけているのだが、ヒットはしていない。
ヒットする日を、楽しみにし始めている今日この頃だ。
げに、女は複雑な生き物である。

またね。
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