製作地 インド・グジャラート州 サウラシュトラ地方
製作年代(推定) 20世紀半ば
民族名 カティ族
素材/技法 木綿 / パッチワーク、アップリケ
カティ族はサウラシュトラ地方を代表する地主・富裕層の民族で、婚礼の際に、らくだ・牛・象などの動物に手の込んだ瀟洒な飾り布を纏わせ、盛大な祭事・宴を執り行ったことが知られます。
染織・刺繍の手仕事に長けた農牧民・職人共同体が、この種の作品の製作を請け負いましたが、20世紀も半ばを過ぎるとその伝統はうすれ、現在ではほぼ失われしものとなりました。
●ラバリ族のらくだ鞍掛け布
※上画像はMapin Publishing刊「Threads of Identity」より転載いたしております
●本記事内容に関する参考(推奨)文献