製作地 ミャンマー
製作年代(推定) 18-19世紀
素材 青銅(ブロンズ)
White Lotus刊「Burmese Buddhist Sculpture」掲載の同種作例
仏陀像の体躯・顔相の様式の一致から、上二像は同所での製作物と特定することができます。
ナーガは鍛造・曲げ・彫金・鑞付けが駆使されており、職人手仕事のもの故に、全く同じディテイル表情のものは二つと作られなかった、そのようにも推察することができます。
「成道後の仏陀が菩提樹の下で瞑想を行っていた際に激しい嵐が起き、龍王ムチャリンダが自身の身体を用い雨風から7日間にわたりこれを守った...」
信仰の世界観と物語性に惹き込まれる仏教国ミャンマーのブロンズ作品です。
●本記事内容に関する参考(推奨)文献