●吊り下げ型の天秤ばかり
製作地 ミャンマー
製作年代(推定) 19世紀~20世紀初頭
●大工道具の下げ振り
製作地 ミャンマー
製作年代(推定) 20世紀前期
”重力は神仏が司り世界に遍く行き渡らせてくれている運動”、これらの道具にはその感謝と祈りが込められていることを読み取ることができます。
ミャンマーの人々の気質と、この敬虔な信仰に彩られた木造彫刻の道具の表情・空気感は、とてもよく符合しているように感じられます。
”信仰の美”と道具としての”用の美”が結実した、ミャンマーらしい手工藝作品です。
●本記事内容に関する参考(推奨)文献