未来につなぐ社会を創る リエゾン地域福祉研究所

地域包括ケアと医療・福祉・介護スタッフ育成/社会福祉法人の地域貢献/しあわせなエイジング

わかっていたようでわからなかった「見守り」のこと

2012年12月24日 | いままで開催した講演・セミナーなどの様子

 

私たちは,ふだんの暮らしを変わらず続けていきたいと願っている。

しかし,それがしづらくなりつつある人の暮らしも増えてきた。

その人が願う暮らしを実現するため,

必要なときに必要なだけの支援ができるようにする。 そのための,見守り。

 

■見守り とは?

      ① 人びとの暮らし、安否の確認をすること

           ② 人びとの暮らしに異変があったときに「ほっとかない」でかかわりを持つこと

           ③ 人びとの困りごとを解決するために,通報・連絡をすること

           ④ どうしたらその人のありたい暮らしができるかを考え,尊重すること

 

 ■これは見守り?

           ① 人びとの暮らしを強制する

         ② 人びとの暮らしを監視する

           ③ 人びとの暮らしを批判・忠告する

           ④ 人びとの暮らしを口外する

 

監視とか見張りは,見守りとは違います

その人の暮らしや生き方,考え方にものをいうのも違います

「見守りする側」=してあげる側は どうしてもそれをしたがるようになります

こんなにしてあげてるんだから…という気持ちのあらわれ

そういう気持ちを整理したり,自分のなかでなにがおきているのかを客観的に見たりすることで

その人らしさを見守ることができるようになります。

 

いい見守り合いができるといいですね~

 

 

 


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