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【art】「奈良 西大寺展 叡尊と一門の名宝」

2017-06-04 22:38:38 | art

🎨【art】「奈良 西大寺展 叡尊と一門の名宝」🎨

 

 

 

 

見に行こうと思いつつ、ギリギリにならないとやらない性格💦 気づいたら終了まで一週間。三井記念美術館は夜間開館日はないため、行けるのは実質あと4日。これは行かなきゃ! ってことで、慌てて行ったのだけど、浄瑠璃寺の秘仏吉祥天立像は最終週のみの展示だった💦 しかも、西大寺の秘仏愛染明王は5月14日までの展示だったのね~💦 目玉展示を2体も見逃してしまった。・゚・(ノД`)・゚・。

 

とりあえず、いつものように感想Tweetしておいたので、それに補足する形で感想記事とする。

 

 

奈良西大寺(真言律宗総本山 西大寺) 創建1250周年を記念した展覧会。叡尊その一門の名宝というサブタイトルがついているのだけど、叡尊(Wikipedia)のことは名前くらいしか分からない。Wikipediaのリンクを貼ったので詳細はそちらでドゥゾ(o´・ェ・)っ

 

会場の三井記念美術館はあまり大きくない。入口入って直ぐの展示室が豪華。こちらは独鈷などの小さな展示品が並ぶ。突き当りの個室に「金剛透彫舎利容器」がある。舎利容器ということは、仏舎利いわゆる釈迦の骨を入れる容器ということかな? てっぺんには大きな水晶かな?がはめ込まれていて豪華。透彫が美しい。

 

金剛透彫舎利容

 

西大寺の仏像の展示は展示室4。チラシでもおなじみの「文殊菩薩坐像」もコチラ。文殊様のことは後で語るとして、まずは「釈迦如来坐像」から。この釈迦如来様の印が変わっていて左手が逆手になっている。これを転法輪印というらしい。調べてみたところ(印相|Wikipedia)どうやら釈迦の印相の1つらしいので、特別珍しいわけではないようだけど、自分は初めて見たので興味深かった。残念ながら画像見つからず

 

西大寺の文殊菩薩様は渡海文殊。なので獅子に乗り、お供を従えている。今回は、先導役の善財童子と最勝老人立像の展示。渡海文殊といえば安倍文殊院も有名で、こちらの善財童子は「日本国宝展」(感想はコチラ)で見ているけど、西大寺の善財童子もかわいい ふっくらとしもぶくれで、こちらの方が童子感がある。両手を胸の前で合わせ、少し首をかしげて振り返りながらも走っている感じが健気。

 

 

善財童子

 

文殊菩薩様に触れる前に、西大寺以外の展示からも1点。閻魔大王で有名な百毫寺から太山王坐像。どっしりとしたお姿は白く塗られていたのかな? お顔に白が残っている。これは大迫力。

 

太山王坐像

 

そして、今回一番素晴らしかったのは、さんざん引っ張って来た「文殊菩薩坐像」が美しい! これは本当に美男子。文殊菩薩って他に有名どころでは安倍文殊院と、東寺かな? どちらも美男なので、美しい顔に造るという決まりがあるのかしら? 本来は獅子に坐しておられるので、上から見下ろす視線。そのためかスッと切れ長の目がゾクゾクするほど美しい。お顔の金も残っており神々しいばかり。装飾品も素晴らしい。これは渡海文殊のお姿を見てみたい!

 

文殊菩薩坐像

 

渡海文殊 西大寺

 

 

前述したとおり、6月6~11日の期間限定で浄瑠璃寺の秘仏吉祥天立像が展示される。秘仏とはいえ確か毎年期間限定で御開帳していたと思うので、その時期奈良に行きさえすれば見れるのだけど、こんな機会があるなら見たかった 

 

映像展示は会場出て、エレベーターの手前辺りにある。展示見る前確認しておいたのに、忘れて帰ってきちゃった💦 映像展示から知識を得られること多いので見ておきたかった ガッカリ😞

 

一般1,300円のところ、読売新聞に掲載されていた割引クーポン使用で1,200円。規模からするとちょっと高いかな?という気もするけれど、見応えのある展覧会だと思う。仏像好きな方是非!

 

🎨奈良 西大寺展 叡尊と一門の名宝:2017年4月15日~6月11日 三井記念美術館

創建1250年記念「奈良 西大寺展 叡尊と一門の名宝」公式サイト

 


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