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【cinema】『アラジン』

2019-07-17 00:51:47 | cinema

2019.06.14 『アラジン』鑑賞@TOHOシネマズ日本橋

 

青いウィル・スミスで話題になっていて気になっていたものの、正直見に行かなくてもいいかなと思っていた。主人公に華がないなと思って😅 でも、アニメ版好きだったし、評判も良かったので見てみることに。14日のTOHOシネマズデイに見に行ってきた~

 

ネタバレありです! 結末にも触れています!

 

「貧しい青年アラジンは猿のアブーと市場で食べ物などを盗んで暮らす。ある日、侍女の振りをした王女ジャスミンと出会い恋に落ちる。彼女に会うため忍び込んだ王宮で国務大臣ジャファーに捕えられ、彼の野望を満たすべく魔法のランプを取りに洞窟へ連れていかれる。無事ランプを手にしたアラジンだったが洞窟に閉じ込められてしまう。そんな時、ランプの中から魔人ジーニーが現れて・・・」という感じかな。そもそもは「千夜一夜物語」の中の1つ「アラジンと魔法のランプ」だけど、それをもとに作られたアニメ版の映画化。基本、アニメ版に忠実に作られているけれど、追加されたエピソードや、キャラ含めて変更された部分がある。その部分がとても現代的になっていて良かったと思う。これはとっても楽しかった。

 

全然知らずに見たのだけどガイ・リッチー監督作品だったのね😲 監督作品は『ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ』『シャーロック・ホームズ』(感想はコチラ)『シャーロック・ホームズ シャドウゲーム』(感想はコチラ)を見た。特別ファンではないけど、見た作品は好き。今作について毎度のWikipediaから引用。

 

アラジン』(原題:Aladdin)は、2019年アメリカ合衆国ファンタジー映画。『千夜一夜物語』の『アラジンと魔法のランプ』に基づき1992年に制作されたディズニーの長編アニメーション映画作品『アラジン』の実写リメイク作品である。『アラジン』(原題:Aladdin)は、2019年アメリカ合衆国ファンタジー映画。『千夜一夜物語』の『アラジンと魔法のランプ』に基づき1992年に制作されたディズニーの長編アニメーション映画作品『アラジン』の実写リメイク作品である。ディズニーのファンイベント「D23 Expo 2017」でキャストが発表された。2017年8月、イギリスで撮影を開始した。

 

と情報はこれだけ💦 あとはストーリー、登場キャラクター、キャストの紹介があるのみ。制作過程や興行成績、作品評価については全く分からない😅 とはいえ、公式サイトも動画紹介などが中心でイントロダクションなどもサラリとしたもの。映画サイトなどを見ると裏話的な情報もあるかもしれないけど、調べるのめんどうなのでここまで😌


実は「アラジンと魔法のランプ」は、「アラビアン・ナイト」の元となった「千夜一夜物語」に含まれていないらしい。「アラビアン・ナイト」はヨーロッパ人が千夜一夜というからには1000話あるだろうと考えて、アラビアっぽい話を集めたそうで、本来「千夜一夜物語」にない作品も含んでしまったという経緯があるらしい。もともとの「千夜一夜物語」の千にはたくさんのというくらいの意味しかないらしく、1000話あったということではないのだそう😅 今作とは直接関係ないけど、豆知識として記載しておく。

 

アニメ版を前日に見て臨んだわけなので、アニメ版との違いを見比べようと思ったのだけどそのうち忘れてしまった💦 どうやって終わったのか忘れてしまうくらいハラハラドキドキしてしまった。ということで、違いに気づいたところのみ記載。見てから1ヶ月以上経っているので、記憶が曖昧になっているので抜け落ちてる部分や、記憶違いもあるかも? 毎度どうでもいいと思うけれど一応断り書きとして記載しておく😌

 

まずは冒頭が違ってた! 物語の導入部「アラビアン・ナイト」が歌われて、見ている側をアラビアの世界に導くわけだけど、その部分が決定的に違ってた。アニメ版では小さいおじさんが歌っていたこの曲だけど、なんとウィル・スミスが歌う。船で旅しながら暮らしているらしい家族。美しい妻と2人の小さな男の子と女の子。この家族は後の伏線。この子たちにせがまれてウィル・スミスが物語を語るという形で始まる。歌われるのが「アラビアン・ナイト」で、この曲に乗って物語の舞台となるアグラバーの街へとカメラが入っていく形。まるで自分が街の中を歩いているかのような映像が楽しい。『美女と野獣』(感想はコチラ)同様、あえての作り物感がテーマパークに入り込んだようで楽しい。この作り物感はずっと続くので、実写化にあたりリアリティを求めている方は合わないと感じるかも?

 

貧しい青年アラジン(メナ・マスード)は相棒の猿アブー🐒とアグラバーの市場で食べ物を盗む。店の人に見つかってのチェイスもアニメ版と同様だけれど、実写版を生かしたアクロバティックな感じとなっている。逃げ切って盗んだ食べ物を食べようとしたら、横にお腹を空かせた幼い兄妹がいてあげてしまうのもアニメと一緒だけど、食べ物がパンから乾燥した果物?になっていたかも。あれ逆か?🤔

 

さらに市場を歩いていると、若い女性が店主と揉めている。女性はパンが買えない子供に勝手に与えてしまい、当然ながらお代を請求されるも、お金を持っていないと言うのだった。そりゃダメだね😅 店主はならば女性がつけている腕輪をよこせと言うけれど、女性はこれを拒否。たしか、見ている側にはこの女性が宮殿から出ることを父王(ナヴィド・ネガーバン)から禁じられてるシーンが挿入されており、この女性がジャスミン王女(ナオミ・スコット)であることは分かっているので、この女性の非常識行動が王女の世間知らずゆえであることが分かっている。なので、この店主が強欲のように見えるけれど、店主の側からすれば迷惑行為だよね😅

 

とはいえ、これがアラジンとジャスミンの出会いなので仕方がない。アラジンはジャスミンの腕輪を店主に差し出す。ジャスミンは怒るけれど、実はアラジンは店主に渡す振りをしただけで、ジャスミンに腕輪を返す。ところが、このトリックはバレてしまい店主たちが追いかけて来る。どう考えてもアラジンたちが悪いのだけど、それでもアラジンたちを応援してしまう。 ここのチェイスも実写を意識した作りになっている。ジャスミンがアラジンを意識する言葉「ほくを信じて(Trust me)」は、なんと棒にしがみついてビルからビルへ渡る時に発せられる。

 

2人は追っ手を振り切ってアラジンの家に。状況が状況とはいえ、初対面の男性の家に行くなんてダメだぞ!というツッコミはなしで😅 アラジンは廃墟となった塔のようなところで、それなりに楽しそうに暮らしている。紐をグイッと引くと何かが出て来たり、アグラバーの街が一望できたり、王宮が見えたり。この景色も作り物っぽくて良かった。たしかジャスミンはここで腕輪が母親の形見だと言ってたよね? 見ている側は亡くなった王妃の物なのねと思うけれど、ジャスミンは自分は王女の侍女だと名乗る。まぁ王女だと言っても信じられないしね。

 

2人は心通わせ始めるけど、ジャスミンが腕輪が無くなっていることに気づき、アラジンの仕業ではないかと疑う。アラジンは否定するけれど、ジャスミンは信じず怒って帰ってしまう。イヤイヤ帰らないで返してもらわないとというツッコミもなしで! というのも、実はアブーが盗んでいたことが分かり、アラジンは後にこれを返しに行くことでジャスミンと再会するから。これは実写版オリジナル展開。

 

アラジンが王宮に向かうと、突然音楽が鳴り響きどこかの国の王子一行がやって来る。たしか、子供が飛び出したか何かで従者が酷い態度を取ったので、アラジンがそれを批難すると、この王子から侮辱される場面があったような?🤔 さて、この王子はジャスミン王女に結婚を申し込みに来たのだった。今回、実写化にあたりキャラ変更があったのがジャスミン。アニメ版でも進歩的な考えを持っている設定になっていたとは思うけれど、より現代的な女性像になっている。でも、現在の国の制度では女性は王にはなれないため、世継ぎのいない王としてはジャスミンに婿を取らせようと必死。ジャスミンのお眼鏡にかなう求婚者が現れなかったということもあるとは思うけれど、彼女の中でこのことに反発する気持ちが強いことは間違いない。なので、この王子に対しても最初から冷たい態度。まぁ、この王子はダメだけど😅

 

その夜、王宮に忍び込んだアラジンがジャスミンの部屋に現れる。前述したとおり腕輪を返しに来たのだった。ジャスミンはとっさに侍女のダリア(ナシム・ペドラド) を王女だと言うと、ダリアは状況を察して合わせてくれる。ジャスミンはもちろんアラジンが忍び込んで来たことには驚いていたけれど、きちんと腕輪を返してくれたことに誠意を感じたし、大胆で冒険心があり頭の回転の速いアラジンに好意を持った様子。よく考えると王宮のセキュリティが甘いけれどそこはOK。アラジンはジャスミンの髪飾りを取り明日も返しに来ると約束する。

 

しかし、アラジンは国務大臣ジャファー(マーワン・ケンザリ)に捕えられてしまう。ジャファーは魔法の杖を使って王を操っている悪い人物。このジャファーの野望は国王になることなのだけど、そのために洞窟の中にあるという魔法のランプを手に入れたいと思っている。ところが、この魔法のランプを手に入れるには"ダイヤの原石"でなければ入ることが出来ず、いままで囚人などを使って洞窟に入らせるも失敗に終わって来ていた。実はこの"ダイヤの原石"がアラジンというわけ。ジャファーはアラジンに実はジャスミンは王女で、王女と結婚するには王子でなければならない。そのために力になるので洞窟から魔法のランプを取って来るようもちかけ、アラジンはこれを受ける。あれ? アニメ版ってどうしてアラジンが洞窟に入ることになったんだっけ? 王宮に忍び込む描写ってなかったよね? あれ💦

 

とにかくアラジンが洞窟に入る。この洞窟に向かまでのラクダで砂漠を行く感じとか、洞窟の入り口とかは実写ならでわ。そして洞窟の中が作り物っぽいのもアトラクションっぽい感じでおもしろい。途中で岩に挟まっていた魔法の絨毯を救出して仲良くなるくだりもそのままで楽しい。魔法の絨毯はCGだと思うけれど、こちらも適度に作り物感があり。魔法のランプがあるのは鍾乳洞の柱の上。これがまたスゴイ高さ。えーっとアラジンが上ったんだっけ? 魔法の絨毯で行ったんだっけ? 忘れた💦 とにかく魔法のランプを手に入れる。しかし、他の財宝に手を触れてはいけないと言われたのに、アブーが宝石を手にしてしまう😣

 

その瞬間洞窟内が崩れ始める。魔法の絨毯に乗って出口に向かう。出口ではジャファーが待っており、とにかく魔法のランプをよこせと言う。ランプを渡すと助けてくれずに行ってしまう。アラジンは洞窟内に閉じ込められてしまったけれど、ランプはアブーがジャファーから奪っていたので手元にある。埃を払おうとランプをこすると、中から現れたのが青いウィル・スミス! そのビジュアルが公開された時に、全世界で話題になった青いウィル・スミス。まさにその通りなのだけど、これが見ているうちにだんだんジーニーに見えて来るから不思議。「フレンド・ライク・ミー」が楽しい✨

 

さて、アラジンはジーニーに洞窟から出してほしいと願い無事に脱出に成功する。何故か、砂漠にテントを張ってリゾート感覚で2人くつろいでいたけど、これは何だったんだろう😅 でも、ここで願い事が浮かばないと言うアラジンの心が美しいという描写が入ったり、ジーニーと語り合うことで2人の間に友情が生まれる感じが分かりやすくなった。3つ目の願い事はジーニーを自由にすることにするという約束もここでなされる。アニメ版でもあったけど、この洞窟から出して欲しいという願い事が1つ目の願い事にならないという描写があったのだけど、どういうカラクリでそうなったのか忘れてしまった💦

 

とにかく、最初の願いは自分を王子にして欲しいというもの。砂漠に王子が現れたりとおふざけが入ったり、アラジンの衣装がなかなかキマらなかったりとコミカル描写が続く。ちょっと長い気もするけどまぁOK。

 

そして「アリ王子のお通り」! これはすごかった! ウィル・スミスはラッパーとしても活動しているそうだけれど、軽快な歌い方も良かったし、女装したりと大活躍。アラブ系の男女の着飾った姿や踊りも良かったし、アリー王子となったアラジンのメナ・マスードの眉毛を下げての作り笑いがアニメそっくり🤣 最初に書いたように見る前は華がないと思っていたけど、この作り笑いを見た瞬間にメナ・マスードが選ばれた理由が分かった気がした。これはアニメそっくり。そして! ホントに一瞬しか映らないのだけど、ウィル・スミスの青いターバンが巨大に! これは笑ったー🤣🤣 って、今も笑える! これ、何で巨大にしようと思ったのだろう? 直後に破裂して紙吹雪が舞ったりするので、その部分で笑わせる狙いだと思うのだけど、個人的にこの巨大ターバンで爆笑!


これね🤣

 

アバブワからの求婚者としてジャスミンに謁見するアラジン。またバカ王子かとうんざり気味のジャスミンの前で必死で取り繕うとするも、ジャムの話ばかりしてしまうアラジンことアリー王子。度々ジーニーが助け舟を出すもことごとく失敗してしまう😣  えーと、ジャスミンがアリー王子の部屋を訪ねてアバブワという国は聞いたことがないがどこにあるのかと問い詰めに来たのは、パーティーの前だったよね? ここもジーニーの機転で地図にアバブワが出現して難を逃れる。ここでジーニーは侍女のダリアを見初める。ダリアもまんざらではない様子。そうそう忘れていたけれど、アリー王子の従者として傍についているジーニーは人間の姿をしているので青くない。ダリアは実写版オリジナルキャラなので、当然ながらジーニーとの関係も映画オリジナル。

 

このダリアの存在は、おそらくジーニーが人間になりたいという願うことにより説得力を持たせてのことだと思うけれど、その部分も含めて賛否分かれるところかなと思う。個人的には嫌ではなかったけれど、なくてもいいかなと思った。ランプの中に閉じ込められる孤独とか、不本意な願い事を実行させられることへの憤りとか、それゆえのアラジンとの友情に特化した方が良かったようにも思う。ダリア役のナシム・ペドラドが美女だったのでOKだけども😌

 

その夜、王宮ではパーティーが開かれる。ジーニーがアラジンに王女をダンスに誘うように促すも、アラジンはダンスなど踊れない。そこでジーニーが遠隔操作してアラジンが不思議なダンスを踊る。ここは笑うところなんだと思うけれどちょっと長かった😅 ただ、このアラジンの姿に王女も思わず笑ってしまう感じだったので、心がほぐれたという描写を入れたいということなのかな? あと、ジーニーとダリアもいい感じになっていた。

 

この夜に魔法の絨毯に乗って「ホール・ニュー・ワールド」歌ってくれないとと思っていたら、もちろんちゃんとある。これはジーニーに促されたんだっけ? とにかく、魔法の絨毯でジャスミンの部屋のベランダへ行き、ジャスミンがこれは市場で会ったアラジンだと確信する「僕を信じて(Trust me)」は、手を差し伸べながらでアニメと同じでうれしい😀 「ホール・ニュー・ワールド」はやっぱりドキドキした💓 スピード感のある映像もワクワクしたし、歌唱もよかった。特にナオミ・スコットは歌が上手い! 

 

王宮に着くとジャスミンはアリー王子がアラジンであることを指摘する。アラジンは同一人物であることは認めるものの、自分の正体はアリー王子であって身分を隠して庶民の暮らしを見ていたのだと言ってしまい、ジャスミンはこれを信じる。これもアニメ版と同じ設定だったと思うけれど、ジャスミンのキャラクターを現代的に変えたのだとしたら、ここはあえてアラジンに本当のことを言わせて、それでも彼を愛するという設定にしても良かったような気も🤔 まぁ、とにかくジャスミンはアリー王子に恋をし2人はキスする😘

 

えーと、ちょっと詳細は忘れてしまったのだけど、ジャファーがアリー王子がアラジンであることを見抜き、アラジンをとらえて彼を縛りつけて海に突き落としてしまったんだよね? アブーが魔法の絨毯に乗って後を追い、魔法のランプを海に落とす。アラジンはなんとかランプをこすろうとするけれど届かない💦 なんとか手を触れることが出来たけれど気を失ってしまう。ランプから現れたジーニーは必死にアラジンを起こそうとするけれど起きない💦 アラジンが願ってくれないと助けることが出来ない。これどうやってアラジンが願ったことにしたんだっけ? アニメ版だと無理やりうなずかせてた気がするけど忘れてしまった😅 とにかく、アラジンが願ったことにして助けるわけです。これ、どうしてジーニーはランプに戻っちゃってたの? アラジンを王子にするという願いを叶えたので一度戻るってこと? ランプから出っぱなしの時もあるし、ランプに戻る時もあるし、その基準が分からない🤔

 

本当のことを話そうと思い王宮に向かったアラジンは、ジャファーが杖を使って王の心を操っているところに遭遇! アラジンはジャファーの杖を折り彼の悪事を暴く。ジャファーは捕えられてしまう。王はアリー王子を信頼しジャスミンと結婚させることにするけれど、アリー王子ではないアラジンは嘘をつきとおす自信がない。だから最初に言えばいいのにねぇ😣

 

嘘をつきとおして結婚すればいいというジーニーともケンカとなってしまう。えーと、結局アラジンはジャスミンに自分は貧しい青年のアラジンであることを告白するのだけど、それはここだっけ? 全部解決してからだっけ? 忘れた💦💦 とにかく、アラジンは王宮を後にして家に帰る。その間に魔法のランプを盗まれてしまう。魔法のランプを盗まれないと話終わらないからしょうがないけど、あれだけ盗みの腕がすごいアラジンが逆にやられてしまうとわ😫

 

ジャファーは魔法のランプをこすりジーニーを呼び出す。アラジンに呼び出されたと思ったジーニーはビックリ。ジャファーは自分を国王にするように願う。ジーニーは不本意ではあるものの主人の願いには従わなければならない。ジャファーは国王になる。しかし、衛兵たちはジャファーに従わない。他の衛兵たちが従っても1人だけジャスミンの言葉でジャファーに反旗を翻す人がいたけど、これはWikipediaによるとハキーム(ヌーマン・アジャル)かな? この人素敵だったけど殺されちゃったっけ?

 

思う通りにいかないジャファーは2番目の願いとして世界一の魔法使いにするように命じる。この時点で王宮黒魔術的?な感じになってしまう。そして、アグラバーの街も暗闇になってしまう。この映像はすごかった😲

 

この異変にアラジンとアブーは王宮に駆けつけるも、ジャファーから南極的な所に飛ばされてしまう。薄着なのに😣 主人がジャファーになってしまったため、逆らえないジーニーだけど、密かに魔法の絨毯をアラジンのもとに行かせる。これはどこかでロケしたのかな? かなりリアルだった。クレパス的な所に落ちちゃったりしたよね? 助かるのは分かっているけどドキドキ💦

 

一方、世界一の魔法使いになったジャファーはジャスミンに妻になるように迫る。もちろん断るジャスミンだけど、父王と侍女のダリアを殺すと言われ承諾する。この時にジャスミンが歌う「スピーチレス~心の声」がスゴイ! 自立しようとする女性が抱えている問題を歌い上げている。これは共感する女性は多いのではないでしょうか。女性だからというだけで権利を奪われていることは、現代でもまだまだある。ナオミ・スコットの歌唱がスゴイ あれ? 歌ったのここだよね? ちょっと記憶が曖昧に😅

 

そんな中、アラジンは魔法の絨毯で王宮に戻り忍び寄る。これに気づいたジャスミンが魔法のランプを奪いアラジンに渡すも、ジャファーは魔法でアラジンからランプを奪い返してしまう。アラジンは機転をきかせて世界一の魔法使いでも、ジーニーにはかなわないと言う。そこでジャファーは最後の願いを使ってジーニーに自分を宇宙一の魔法使いにするように言う。ジーニーはの願いを叶える。すると、ジャファーはランプの中に吸い込まれてしまう。このからくりがいつも納得いかないのだけど、ジーニーのような存在になるということは、ジーニーと同じ条件になるということなのかな? ジーニーになりたいと言ったなら同じ条件になるのは分かるのだけど、宇宙一の魔法使いになるだけなら同じ条件が適用されるわけではないような?🤔 というツッコミはしてはダメなんでしょうね😅

 

実は前日復習のためアニメ版を見て臨んだくせに、夢中になって結末はどうなるんだろう🤩と純粋に見てしまっていた。なので、ジーニーがランプを砂漠の方向に向かって投げ飛ばした瞬間爆笑してしまった🤣 そうだった!そうだった!!

 

ジーニーはアラジンに最後の願いを使ってジャスミンと結婚するように言うけれど、アラジンはジーニーを自由にする。これは知ってたけど泣けた😭 ジーニーは人間になる。人間の姿になっている時があったので、特別変化があったようにも思えなかったけれど、一応ちゃんと人間になる。そして、ダリアと結婚して船で世界一周することにする。これが冒頭につながるということ。

 

アラジンは自分が王子ではないことを告白して王宮を出ていく。王はジャスミンの思いも知っていたし、自身もアラジンを気に入っていたので、法律を変えてジャスミンを国王にし、結婚相手を自由に選べるようにする。門の外に出たアラジンをジャスミンが呼び止める。王の命令だから止まりなさいと言っていたと思う。そして、アラジンにキスをする。そして2人は結婚する。映画はここで終わり。

 

一番の変更点はジャスミンが国王になりアラジンが婿になること。アニメ版では明言はしていなかったけど、法律を書き換えたのは相手を自由に選べるという部分だけだったから、アラジンが国王になるということだよね? でも、いくら王女と結婚したからといって、政治的なことを全く知らない平民のアラジンが国王になるというのも変なわけで、この変更はむしろ自然に思うけれど、国王は男性でなければという考え方の人には不満はあるかも? ただ、ジャスミンが自立する女性になったことで、アラジンの影が薄くなってしまった部分はあったかなとは思う。ジーニー含めた3人主演というスタンスなのかもしれないけれど、タイトルが『アラジン』なのに一番存在感ないのはどうなのか😅 

 

キャストはウィル・スミス以外知らなかった💦 主要3人以外で目立ったのはジャファーのマーワン・ケンザリとダリアのナシム・ペドラドくらいかな? ナシム・ペドラドは映画オリジナルキャラということで、下手をすると浮いてしまうけれど、出しゃばり過ぎず存在感を出していたと思う。ダリアも自らの道を切り拓いたわけだから、ジャスミンとは別の意味での自己確立した女性像というこなのでしょう。そういう意味でもよかったと思う。ジャファーのマーワン・ケンザリはアニメ版の不気味さはないももの、権力に固執する人物としてどこか憎めないものを感じた。それが狙いなのかは分からないけど、特別コミカル演技をしていたとは思わないけれど、どこかコミカルな感じがするのも良かったと思う。


何度もしつこけど見る前は華がないと思っていたアラジンとジャスミン。ジャスミンは今回キャラ変更がされているので、ナオミ・スコットの肉感的な感じはアニメ版とは違うジャスミン像に合っていたと思う。とにかく歌が上手い。「スピーチレス」は素晴らしかった 一方のメナ・マスードは逆にアニメっぽさが良かったと思う。特にアリー王子のシーンの作り笑いがホントにアニメ版そのもので良かった。特別演技が上手いとも思わなかったけど、初の大役を無難にこなしたと思う。ホメてます🤭

 

さて、青いウィル・スミス。登場時こそやっぱり青いウィル・スミスだなと思ったけれど、見ていくうちのジーニーにしか見えなくなるのさすが。全然人間の姿で登場しているのだけど、それでもジーニーが化けている人間に見える。宇宙一の魔法使いだけど、ちゃっかりしていて人情的なジーニーがウィル・スミスのキャラに合ってる。歌もミュージカル的歌唱ではないけれど良かったと思う。「フレンド・ライク・ミー」も良かったし、やっぱり「アリー王子のお通り」の歌や踊り、女装などの小ネタまで大活躍! これはウィル・スミスで大正解

 

ここ数年ディズニーは自社のアニメ作品をどんどん実写化している。自分が見たのは『シンデレラ』(感想まとめ記事はコチラ)『美女と野獣』そして今作。『シンデレラ』は結構変更してあったので、いわゆる実写化とはちょっと違う気も🤔 『美女と野獣』はアニメ版も実写版もすごく好き。特に実写版は公開年のmaru's BEST MOVIE(記事はコチラ)の1位だった🏆 今作もとても良かったと思う。現時点でも1位ではないけどベスト10に入る可能性は高い。

 

前述したとおりアグラバーの街並みなどに作り物感があってディズニーランドのアトラクションっぽい。なので、冒頭から入り込みやすかった。ジャスミンの衣装もセクシーだけど品があってかわいかった😍 

 

現在も大ヒット上映中なので、今更オススメされなくてもみんな見てると思うけれど、まだ見てない人は是非劇場鑑賞をオススメする。こういう作品は大画面で見ないとね! メナ・マスード、ナオミ・スコット好きな方是非! ウィル・スミス好きな方必見です!

 

『アラジン』公式サイト


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