わが家には大小合わせて40枚の紙貼障子があります。
ほぼ30年前に家を設計し、建てた時に
外周りの開口部のほとんどの内建具を紙貼障子にしたためです。
メンテの手間がかかるのに、和室、洋室を問わずなぜかそうしたのです。
たぶんその当時は子や孫たちが頻繁に破ることは計算に入っていませんでしたから・・(笑)
しかし最近になって、こんなことが良かったのだろうなぁ、と思うようになりました。
何回も紙を貼り替えたり補修したりしている内に紙貼り技術も向上しました。
私は紙貼り作業中のあの何ともいえない緊張感と清涼さが好きです。
ですので、紙貼り作業は家にだれもいない一人の時に行います。
紙を貼りかえると、家族の雰囲気が清清しい気分になってくるようです。
昨日は、次女たち夫婦が朝から子供を4人連れて来ましたので、家は騒然としていました。
それで、次世代に紙を貼る技術を継承するのもいいなぁ、とも思い、
補修で済ませていた建具を洗い、乾かし、仕事部屋へ運んでいました。
案の定、子供たちが集まってきました。
わいわいと言われながら、ようやく紙を障子に仮留めしたところで、
ワンパク坊主が移動して足で紙を破いてしまいました。
やっぱり、まだムリでした。(笑)
・・・・・・・
私もそうですが、私たち地球人は一般的に、
働くのはあまり好きでなく、出来る限り快適で便利な生活をしたい、
という意識を持っている、と思われます。
ですので、いやいやでも働くようにお金というものが発明され、
そのお陰で物質文明が発達し、生活はより快適により便利になってきました。
そして、今はそれも最高潮まで来たのでしょう。
しかし、私たちは本当はその意識を修正するためにこの地球にやってきているのだそうですが・・
本来なら、お金を貰うためにいやでも働く、ということを長い間行い、
いつの日か自分に合った労働の喜びを知り、そしてお金を貰わなくても働くようになり、
(ボランティア、奉仕活動、家事、育児などはそれにあたるのでしょうね。)
それが社会全体に行き渡ると、貨幣制度が無くなってゆく・・・、
と、そういうのが本来の人間進化の段取りであるようです。^^;
子供たちが帰り、嵐(荒らし)が去った後で紙を貼りながら、そんなことを思ってました。
ほぼ30年前に家を設計し、建てた時に
外周りの開口部のほとんどの内建具を紙貼障子にしたためです。
メンテの手間がかかるのに、和室、洋室を問わずなぜかそうしたのです。
たぶんその当時は子や孫たちが頻繁に破ることは計算に入っていませんでしたから・・(笑)
しかし最近になって、こんなことが良かったのだろうなぁ、と思うようになりました。
何回も紙を貼り替えたり補修したりしている内に紙貼り技術も向上しました。
私は紙貼り作業中のあの何ともいえない緊張感と清涼さが好きです。
ですので、紙貼り作業は家にだれもいない一人の時に行います。
紙を貼りかえると、家族の雰囲気が清清しい気分になってくるようです。
昨日は、次女たち夫婦が朝から子供を4人連れて来ましたので、家は騒然としていました。
それで、次世代に紙を貼る技術を継承するのもいいなぁ、とも思い、
補修で済ませていた建具を洗い、乾かし、仕事部屋へ運んでいました。
案の定、子供たちが集まってきました。
わいわいと言われながら、ようやく紙を障子に仮留めしたところで、
ワンパク坊主が移動して足で紙を破いてしまいました。
やっぱり、まだムリでした。(笑)
・・・・・・・
私もそうですが、私たち地球人は一般的に、
働くのはあまり好きでなく、出来る限り快適で便利な生活をしたい、
という意識を持っている、と思われます。
ですので、いやいやでも働くようにお金というものが発明され、
そのお陰で物質文明が発達し、生活はより快適により便利になってきました。
そして、今はそれも最高潮まで来たのでしょう。
しかし、私たちは本当はその意識を修正するためにこの地球にやってきているのだそうですが・・
本来なら、お金を貰うためにいやでも働く、ということを長い間行い、
いつの日か自分に合った労働の喜びを知り、そしてお金を貰わなくても働くようになり、
(ボランティア、奉仕活動、家事、育児などはそれにあたるのでしょうね。)
それが社会全体に行き渡ると、貨幣制度が無くなってゆく・・・、
と、そういうのが本来の人間進化の段取りであるようです。^^;
子供たちが帰り、嵐(荒らし)が去った後で紙を貼りながら、そんなことを思ってました。
昔の夏休みの思い出なのですが・・・。
その朝は、ラジオ体操から帰ると・・・親戚一同が集まってきます。 勿論、子供も全員参加です。
庭先に、たくさんの障子(大小)立てかけて並べる・・・すると大人が一斉にバケツで障子に水を思い切りかける・・・すると子供達がゲンコツデ穴を開けて 大騒ぎ・・・桟に手手をぶつけて痛い思いも何度かして半泣きしました。
けど、とにかく楽しかった\(^o^)/
少し水を含んだ障子は、見事に穴だらけ・・・^^;
それを、大人達が一枚ずつタワシで擦り綺麗に洗う。
障子が乾くまで、皆でおにぎり&味噌汁&沢庵で賑やかな朝ご飯を食べる!
障子が乾くのを待って、盥の中に水糊が登場!
今度は、大人の女の人達が・・・丁寧に 障子の桟に刷毛で糊付けをする。
それと並行して大人の男の人達が障子紙を貼り付けていく。 一枚づつ流れる様な手作業。
その時だけは、私たちも、子供心に緊張して見つめてた。
何十枚の穴だらけの障子が、真っ白な眩しい程の和紙とと、独特の水糊の香りが漂う・・・。
またまた、糊が乾く迄・・・スイカが登場!
真っ赤な、かき氷も登場!
これが、子供達の最高の楽しさでした^^v
最後に、祖父が仕上がりを確認しながら『良し!』と言いながら・・・霧吹きで和紙に水を含ませる。
枚数が、多いので・・父や叔父達が、口に水を含んで障子勢い良く吹きかける・・・その勢いに母達が喝采をする。
子供の男(従兄弟)達は、『俺もやりたい!』と言う。
『大人になったら出来るようになる!』
夕暮れに、糊の香りが残る、ピーンと張った全部の障子が室内に納まり、手伝った大人全員で宴会が始まる。
庭先で、子供達が、線香花火に興じる!
『誰が、一番長く花火の芯まで頑張るか!』
一番になると、祖父から褒美が貰える!
賑やかな 夏休みの風物詩でした^^v
こんな夏休みの恒例行事を よーさんが思い出させて頂きました。
想い出の夏休みの日記でした^^v
とても、生き生きした思い出をありがとうございます!
日本人の素晴らしいかつての風景。
親戚一同で障子貼りなんて、素敵なことですねぇ。
それにしても、素晴らしい体験をされてますねぇ。
感心させてもらいました。
私も障子貼りのイベントを考えてみようかな、と思います。(笑)
私の母親は、 向田邦子の小説、ドラマが好きですよ。
その中に描かれてる物語が、きっと昔の我が家そのものだと思います。
絶対的な、父親の存在、悪い事をして怒られて・・・暗い蔵に閉じ込められた事。
数時間して母が助けに(?)来てくれて、正座して誤り泣きながら晩御飯を食べながら居眠りして、また怒られた事。
男の子、女の子 平等に・・・怖い父親でした。
けど、映画・ドラマを観て涙する父親でも有りました。
向田邦子、作家自身の、凛とした生き方も とても素敵な女性だったと 私も憧れています。
(やっぱり母親に似たのかも・・・^^;)
よーさんのブログは、ハイレベルなので・・・
私の文面は、稚拙で コメントするのに・・・^^;
でも、ブログは心ほのぼの 拝見しています。
障子貼りの想い出は、一年に一度、思い切り障子を破っても怒られない遊びでした。
この歳になっても、真っ白い障子を見ると破りたくなると・・・お盆に帰郷すると、叔父母、従兄弟達と 必ずこの話題が出て爆笑します。
今は、網戸&ペア・硝子サッシ すっかり変わりました。
今年も、お盆に帰郷します^^v