先日スペシャルで放送してた、
志村動物園を見て、思う所がある私は号泣してしまい。
そんな中、この前片付けをしてたら
懐かしい1本のビデオテ-プが出てきました
このテ-プは、もともと8ミリテ-プだったのを、VHSに変換した物なんだけど
私にとって、宝物で、、、でもビデオデッキがない今・・・。
見る事も出来ず、しまってあったままになっていて
さっそく、VHSからDVDに変換するべくダンナの友達にお願いしました
このテ-プ、、、昔飼っていた猫のビデオテ-プで。。。
ブログを始めた頃に載せたものですが、ここでまた載せたいと思います
私は今まで、ず---っと猫を飼っていて
今思うと、近所に迷惑をかけてたなぁ。。。
という位
小学生の頃、ノラ猫を拾っては、庭に大きな小屋を姉と作り飼ってました
多いい時で子猫を合わせて20匹位いて、エサだけ食べて帰る猫
うちに居つく猫様々でしたが・・・
一番最後に飼ったのが、14年前でした。
家と外を行き来してた、メスの猫・名前もそのまま「ネコ」
栄養失調状態でうちに捨てられてたオスの猫「ダンボ」
ネコは、天然キャラ
で、ダンボは大人しい猫
でした
ダンボは外で飼っていて、元々丈夫じゃないダンボは、いつもご飯を食べている時に
他の猫が、ダンボのご飯を取りに来て横取りしたり、いじめられていたり・・・
それを助けるのが、ネコと私の日課でした。
他の猫に気を許さないネコとダンボでしたが、2匹は本当に仲良しでした。
1996年11月、ダンボの背中の傷に気付きました、
傷を見ると、背中に小さな穴のような物があり
すぐ病院に行きました。
病院では、これといって何をするでもなく薬を塗ってガ-ゼをつけるだけで終わり
何の疑問も持たず、安心して帰ってきました。
それから2~3日して、またダンボの様子がおかしくなり、
ビッコしながら歩いていたのです。
慌てて病院にいったら、やっぱり同じような処置をされ
様子を見てくださいと言われました。
その頃から、あまりご飯を食べなくなり
みるみるうちに、完全に足が動かなくなり引きずって歩いてる状態でした、
すぐ病院に連れて行き、そこで細かく検査した所
傷は神経(脊髄)までいっていて、下半身の麻痺を起こしてました。
原因は空気銃(BB弾)でした。至近距離で打たれたんだろうと・・・
すでに、手術も出来ない状態だと言われました。
後悔しても、後悔をしても、遅くて
何で、もっと見てあげれなかったんだろう
何で、何の処置もしてくれなかった病院を疑わなかったんだろう・・・
何で苦しみを分かってあげれなかったんだろうって・・・。
泣きながら、ダンボを連れて帰り家の中で看病をしてましたが
今まで、外にいた猫だったので
落ち着かないらしく、外に出てしまうので
外に出し、小屋の中で様子を見てました。
何日かして、私が仕事に行き、夜帰ってくると
母が、「ダンボが足を引きずりながらグランドまで行ってたから
抱っこして、連れて帰ってきたよと・・・」
グランドは、うちから数十秒の所にあるグランドなのですが
ケガをして、家の庭から出た事がなかったので
凄く嫌な胸騒ぎがしました。
その次の日、仕事に行く前にダンボの所に行き
手でエサをあげていたら、急にダンボがひっくり返り痙攣をしたのです
しばらくして、おさまったのですが
仕事を遅番にしてもらい、病院に連れて行く事にしました。
連れて行く時、いつも遠くで見ていたネコが
その日は「もういいから帰りな」っと私が言うまでついてきて
最後にニャ-オとネコが、、、ダンボも鞄の中から細くニャ-オと
その時は何とも思わなかったけれど、
病院に行ったら安楽死を勧められました。
安楽死を、反対する方はたくさんいると思います。
私も反対でした。
けれど、ダンボはグッタリして動けない状態で苦しそうにしてました、
猫の為に昼までに決断してくださいと言われ
その日は仕事を休みダンボの安楽死を決めました。
辛くて、辛くて、先生を責めましたが
一番の無責任は私で、何であの時もっと疑問を持たなかったんだろう
何で、病院を変えなかったんだろう
今でも思い出すと、悔しくて。苦しくて。
涙が止まりません。
そして一番後悔をしてるのは、安楽死の注射をする時
その場にいる事が出来ず、注射が終わって部屋に入った事です。
たった一人で逝かせてしまった、何で抱きしめてあげなかったんだろうと
私が部屋に入ると、ダンボは目をつぶって動きませんでした。
泣きながらごめんねと、あやまりながら体を触ると
先生が聴診器を胸にあてて、今止まりましたと。。。
私が入るまで、ダンボは待ってくれてたのかもしれません。
わがままを言わない子でした、本当に優しい子でした。
部屋を出る前に、泣きながらごめんねと言うと
苦しいのに、私の指をクンクンと確かめるように、匂いを嗅ぎ、なぐさめるように
舐めてくれました。自分の事より私を思ってくれる子でした。
ネコとダンボは、今日でお別れという事を知っていたのかもしれません
ネコとダンボは最後のお別れを言っていたのかもしれません
足を引きずりながら、グランドに行ったのも
飼い主に迷惑をかけないようにと死に場所を探していたのかもしれません。
それから、半年後ずっと元気のなかったネコが姿を消しました。。。
10年以上経った今も、後悔、後悔、後悔の毎日です。
それからは、動物を飼う気はおこらず
10年経ってマロと出会い、この子だと思った瞬間から
絶対に、絶対に、同じ過ちは繰り返さない、
代わりじゃないけれど、ダンボとネコの分まで
マロを大切に大事にすると約束しました。
私は霊感は強い方じゃないのですが、
1度この家にマロを飼ってから、ネコとダンボがきたんです。
傍には来てくれなかったけれど、2匹一緒でした。
ダンボとネコ・・・私にたくさん幸せをくれた2匹の猫
私は絶対に忘れません。ごめんね、そしてありがとう。
いつも、今でも、ずっと一緒だからね!
今でも、思い出すと涙が出るし。。。
本当に辛いとき、悲しいとき、苦しい時
心から傍にいてくれたのは、ネコとダンボでした。
何も見返りを求めず、ただ傍にいて励ましてくれた2匹・・・。
何もしてあげれなかったなぁ。。。って後悔ばかりです。
私も含めて、人間って勝手で・・・
盲導犬や、麻薬犬、セラピ-ドックに救助犬・・・・・・
犬だけじゃなくて、猫だって、うさぎだって、山羊だって
みんな、動物に癒されたり、励まされたり、助けられたりしてるのに
どうして、動物虐待の罪はあんなに軽いの??
どうして裁判になると、「モノ」扱いなの???
こんなに、たくさん助けられて、こんなにたくさん見返りのない愛を貰ってるのに
今の法律は古過ぎる!!
海外では、アニマルポリスがいる位
動物虐待に対して、関心を高めてるのに・・・。
日本だって先進国なのに、いつまでも動物に対する考え方が古い。
結局頂点は人間って思ってる文化なんでしょうね。。。
ダンボの時も、結局犯人は分からず
あの頃、BB弾が小学生の中で流行っていて、
小学生の子がグランドで遊んでる姿を何度か見かけた事がありました。
ただ、私達が出来る事は、犯人探しではなく・・・
見つけて文句を言う事でもなく・・・
ただ小学校に、こんな事がありました。注意して下さいって言う事位でした。
猫1匹の命が、どれだけ大きなものなのか、どう感じてくれたのかは分かりませんが、
少しでも反省をして、こんな行為を二度としないと思ってくれたと信じるしかないです。