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下郷・大峠登山口から三本槍岳へ

2016年10月16日 17時16分25秒 | 登山

10月15日

下郷町大峠林道終点の駐車場を拠点として三本槍岳へ登山してきました。

往路は難易度高の銅ヶ沼経由で、復路は歩きやすい大峠経由で。

 

早朝出発のつもりが、家を出たのは11時ごろ。

しかも湯沸かし用のロウソクをホームセンターで探していたりしたものだから甲子トンネルを抜けるころには12時近くになっていた。

こんなはずでは。

 

観音沼からさらに奥地へと続く大峠林道。後半はダートで凹凸もそこそこある。

腹を擦らないよう、要注意だ。

 

大峠の駐車場に着いたのは12時30分頃。

鮨詰め状態の駐車場に1ヶ所だけ空きを発見!

この時間だからすでに下山した人がいてもおかしくはない。

 

最初は林道歩き。

以前はここも車で走ることができたようだが、あまりの悪路で頼まれたって車で乗り入れる気にはなれない。

今は入口にバリケードがある。

 

しばらく歩くと銅ヶ沼方面と大峠方面への分岐。

往復で違う道で行こうということで、往きは銅ヶ沼方面へ。

。○〇(この先に試練が待ち受けているとはこの時は知る由もなかったのである)

 

最初は森の中で退屈な歩行だが、これはいつものこと。

 

しばらく歩くと視界が開け、錦秋に彩られた山肌が出迎える。

 

銅ヶ沼に到着。

 

湖のほとりで昼飯。

湯を沸かし、カップラーメンと餃子を食す。

じっとしているとやっぱ寒いですねー。標高1500mくらいありますから。

 

さて、食後。再び歩き出すと。

道が消えてる…だと?

 

いえいえ、湖と木々の狭間のせまーいこの場所を通り抜けるんです。

(#^ω^)・・・道を間違えたと思って一度引き返したぞ!

 

とまぁ、あの狭い場所を抜けると道はこうして復活したんです。

したんです。

が・・・?

その先には。

 

なんなのこの登山道は。

背丈より高く生い茂る笹が登山道を完全に覆いつくしていてさながら荒廃した登山道。

夏じゃなかったからまだよかったが。

おまけにかなりの急傾斜。

(#^ω^)二度と通らねぇよこんな登山道

 

やっと稜線に出た。あとはまともな道だよね?ね?

 

先ほどいた銅ヶ沼が眼下に。

大した距離ではなかったが、あの通りの道なので酷く消耗した。

 

しょっちゅう通ってる甲子大橋。

 

甲子山。

この大山脈の直下を4kmの長大トンネルがくり抜かれていて、車であれば数分でこの山脈を越えられてしまうのだ。

甲子トンネルを見直そう。あのトンネルは偉大だ。

 

ここも西郷村でーす。私が住んでいる自治体でーす。

 

そして三本槍岳に到着。山頂を独り占め。

那須連峰最高峰で標高は1917mである。360°のぐるり大パノラマが堪能できるゾ。

 

中腹から噴煙を上げる茶臼岳。標高は三本槍より2mほど低い。

 

帰りは大峠経由で。こっちはよく整備されていて歩きやすい。

夕日に照らし出された壮大な稜線を仰ぎながら山を下りる。心洗われるとはこのことか。

大峠経由で三本槍へ登ろうと考えている方、悪いことは言わない。銅ヶ沼経由はやめよう。

 

振り返れば、錦秋と熊笹の緑のコントラストがこれまた美し。

 

早く山を下りなければならないのだが、夕日に照らされた紅葉の絨毯があまりに圧巻で何度も写真を撮ってしまう。

 

ダイヤモンド流石山。

 

 

 

大峠に到着。

あとはゆるい谷道を歩けば駐車場に戻れる。

 

あぁ^~陽が沈んでしまったんじゃぁ^~

 

松川街道の一里塚。

本当によく整備された道です。銅ヶ沼ルートと比較になりません。ええ。

 

真っ暗になる前に何とか下山。当然インプレッサは一人ぼっち。

 

林道をぴょこぴょこする兎。

 

田島の豚太郎で晩御飯。チャーシュー麺+ソースカツ丼セット。

山登りで疲れた時はこのくらい喰いたいよね。

 

下郷の「郷の湯」で疲れを落としてから帰りました。