最初の一冊~松村比呂美

自著の宣伝のために始めたブログですが、今では、風景や食べ物の写真が主になっています。

芦屋釜の里

2013-10-12 | 福岡
秋晴れの一日。「芦屋釜の里」へ行ってきました。


敷地内のいたるところで見られたコムラサキの実。


池の上にせり出すように建てられた、茶室 「蘆庵(ろあん)」。


お茶会やコンサートなども催されます。


散策中に見つけたピンク色の芙蓉の花。


こちらは白い芙蓉。


そして、朝は純白で、徐々に薄桃色になり、夕方には紅色になってしぼんでしまう酔芙蓉(すいふよう)。
しぼんだ紅色の花と元気な白い花が同じ木におさまっている姿は、なんだかひとつの物語のようです。


真形(しんなり)と呼ばれる端正な形と優美な文様が好まれて室町時代に一世を風靡した「芦屋釜」。
製作は江戸時代初期に途絶えてしまいますが、その後も、芦屋釜は、茶席では主役の座を務め、珍重されてきたそうです。


国指定の重要文化財9点の茶の湯釜のうち、8点が芦屋釜とのこと。
資料館には、詳しい説明や、いろいろな芦屋釜が展示されていますので、ぜひ見学してみてください。


「芦屋釜の里」福岡県遠賀郡芦屋町大字山鹿1558-3



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