クーナとまろママの日々

2019.3.5生まれのパピヨン♂クーナとの日々、そして先代犬マロンの腎不全&ホメオパシーのこと少し

中耳炎のNO.1レメディ、プルサティーラ(Pulsatilla)

2018年04月23日 | 健康・ホメオパシー
週末は、ハーネマンアカデミーの後輩の授業に参加して来ました。

自分は新2年生の授業に入ったのですが、2年生に進級するとだんだんと勉強内容も深くなっています。
今回は、ホメオパシーの祖・ハーネマンの「慢性病論」や「マヤズム論」など、そしてここでもインドのThe Other Song Academyのビデオ授業を組み込んでの学習が行われ、卒業してもなお学びがたくさんありました。

クラシカルホメオパシーでは、その人の全体像にマッチした1種類のレメディを選ぶために、様々な方法論を組みあわせて探していきます。
4年間でみっちりと土台を学び、その訓練をしていくことになります。
その中の1つとしてKingdom(界)のカテゴリー分類があるのですが、「鉱物界」「植物界」「動物界」…などのどこにクライアントが属しているのかを観ていくのは、とても大事なステップです。
その意味で、今回のビデオ授業はとても勉強になったと思います。

また、別の内容では、植物のレメディPulsatilla(プルサティーラ) について、ビジュアルでわかりやすく見せてくれました。

Pulsatillaの勉強の様子


では、少し、プルサティーラのご説明を。

【Pulsatilla pratensis(プルサティーラ)の説明】
原物質:キンポウゲ科・セイヨウオキナグサ
疾患:風邪、中耳炎、黄色い鼻水、頭痛、消化器系、麻疹、ものもらい、結膜炎、乳腺炎など
このレメディのテーマは 「見捨てられる恐怖」
・見捨てられたくない、一人になりたくない
・愛情深く、優しくて涙もろくマイルド、優柔不断
・症状がコロコロ変化する
・新鮮な外気をほしがる(密閉した暖かい場所で悪化する)
・喉があまり渇かない
・黄色いねっとりした分泌物 ★子供の中耳炎のNO.1レメディ


Pulsatillaは、下の子(息子)が子供の頃に、よく使ったレメディです。
わりとよく風邪を引く子で、その風邪というのがいつも、黄色い鼻水から中耳炎に進みやすい子でした。
風邪で熱があって寝ているのに「窓を開けておいてくれ」と言い、水もそれほど欲さず。
大きな特徴だったのは、病気の時にとても甘ったれになることでした。
なにかと呼びつけて部屋に来てもらいたがったり、寝付くまでいてほしいと頼んできたり。
中耳炎になっても抗生物質など使わずに、このレメディでスッキリ治ってくれていました。

しかし
上の子(娘)には、風邪を引いてもPulsatillaは全く作用しませんでした。
お姉ちゃんは、性質も特徴も違っていて、風邪で熱を出すと1人でいたがるタイプで。
甘えるなんてことはなく、部屋に入られるのを嫌がり、食事も拒絶。
だるくてドヨーンとなってしまい、必ず頭痛を伴い、悪寒が強く、ただひたすら静かに寝ていました。
こんなお姉ちゃんには、いつもGelsemium(ジェルセミウム)というイエロージャスミンのレメディが出番でした
GelsemiumはインフルエンザのNo.1レメディでもあります。

このように、ホメオパシーでは、「風邪に共通する薬」というのではなくて、「その人の個別のレメディ」を選んで、身体と精神両方の症状に合わせて癒していきます。
なので、風邪の時には一般的な質問に加えて、色々お聞きします。

・風邪になる直前に、何か変わったこととか気になることはありましたか?
・人と居たがりますか?1人で居たいですか?
・喉は渇きますか?温かいもの?冷たいもの?
・窓は開けたがりますか?
・じっとしてますか?落ち着き無いですか?

などなど・・・

レメディGelsemiumについては、また今度書きます~







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