地理バカ日誌 ☆*:. 地図の園 .:*☆

地理ネタ、地図ネタなど、いろいろ気ままに書いています。

             by まつおか秘密研究所

メルカトル図法の世界地図における面積の“歪み”について

2021-03-06 22:06:48 | 日記
『地図のはなし⑥メルカトル図法の世界地図』
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グローブジャングル!?

2021-01-11 11:43:24 | 日記
 かつては多くの児童公園に設置されていた「グローブジャングル」(または「回転ジャングルジム」、「グローブジャングルジム」)ですが・・・事故防止のために回転しないよう固定されたり、さらには老朽化もあいまって撤去されたりで数を減らしてしまい、あまり見かけなくなりました。

 そんなグローブジャングルですが、ある小さな公園で“これぞまさに!!”というモノに出会いました!

 

 

 フツーのグローブジャングルは、「グローブ・・」といいながらも、表面(外殻)は経緯線のフレームのみの構造ですが、これはちゃんと「地図」がペイントされています。


 

 日本付近、西太平洋のようすはこちら。 逆光のため見づらいですが・・・ 何度か塗り直して(?)歪んでしまっているようには見えますが(本州の中央部が肥大化?)、伊能図以前の日本地図よりははるかに正確で、子どもたちが「地球儀」として見たとしても、申し分ない程度と言えるでしょうか。

 このようなタイプのグローブジャングル、いや、そもそもこれが「グローブジャングル」にカテゴライズされるモノなのかもよくはわかりませんが、過去に出会った記憶が無かったものですから興味をそそられて写真を撮ってしまいましたが、実はけっこう存在しているモノなのでしょうか?

 
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天王山登頂!!

2021-01-05 21:52:55 | 日記
 年が明けて・・・天王山に登りました。 講義用の教材作りのための取材も兼ねてます。

  マップ113 (地理院地図より)
 

 JR山崎駅の少し東にある踏切を渡ってすぐの登山口から宝積寺を経て登るルートを使いました。 登山口からは、途中休まずに進めば、私の脚で約30分、2,500歩ほどです。


 

 頂上とその周辺は山崎城(跡)になっています。 この日はそこそこの客があり(?)、この写真を撮った地点で、上から子どもたちがワイワイ遊んでいる声が聞こえていました。


 

 ここが頂上で、山崎城の天守台跡にあたります。


 

 これが標高点。 誰かが靴底についた泥をぬぐった(?)ようで・・・
 ところでこの標高点、かつては三角点だったようです。 古い地形図を見ると、三角点の記号が。


  マップ114 (1987年発行の2.5万分の1地形図「淀」より)
 


 

 下山して、JR山崎駅の横にあるデイリーヤマザキ(やはりこの場所で他のチェーンは無いですかね)で「登頂証明書」(100円)を発行してもらいました。


 またの機会に、もうちょっと詳しくレポートするつもりです。
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とある大学の測量学実習 ・・・・ほとんど講師のボヤキです

2020-11-28 12:23:58 | 日記
 久しぶりのオリジナル記事投稿です。 地図ナシ、テキストのみですけど。

 コロナの感染確認数が増えてきて、いっそう緊張度が高まっていますが・・・・・そんななかでの、大学の測量学実習に関するハナシ。

 大学では、建築や土木、地理、地質、歴史(考古)などの学科で、地図測量関連の講義や実習があります。 また、それらのうち、国土地理院から認可されている大学(学科)では、所定の単位を取得すると、卒業後に測量士補の登録を申請することができます(測量法施行令第14条の規定)。 これまで、そのようないくつかの学科で、地図学や測量学(実習含む)を担当してきましたが、今年はコロナ感染拡大の影響で・・・・・・

 幸いなことに(?)、前期に担当した科目は地理院から認可を得ていない(測量士補の資格取得と関係無い)ものであったので、出来るなりの対応で済んだものの、受講生側から見たら実際に機器に触れてみることも無くオンライン授業だけというのは、味気ないものだったでしょう。

 資格取得の根拠となる科目の場合は、さすがにそれで済ませるわけにもいかず、知り合いの先生は9月の中旬に野外の測量実技の部分のみを一週間集中開講で消化したとか。 年配の先生ですし、まだ暑いなかですから、体力的な消耗も問題ですが(むしろ学生たちの方が先にバテていたようですけれど)、学生たちの側の先行してオンラインで授業していた座学の部分の習得が十分とは言い難く・・・そもそも最低限(小中学レベル)の知識もおぼつかない学生が過半ですから(このあたりの事情は、またいずれボヤキます)・・・なかなかに大変だったようです。

 そして今期、「密」を避けるため実技の諸々の作業も非効率にならざるを得ない面はあるますが、これまでのところ、なんとか対面授業で進めて来られて、ホッとしているところではありますが・・・しかし、これから冬を迎えてどう推移するか。

 
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新型コロナ罹患者の分布

2020-04-10 21:01:16 | 日記
 新型コロナウイルス騒動の影響で、またしばらく投稿が途絶えてしまいました・・・・
 私が請け負っている大学の講義も、教室で授業をできなくなってしまって、Webで何かしないといけなくなり、どうしようかと戸惑っているところです。

 その授業のネタをあれこれ用意するなかで、ちょっと作ってみた新型コロナ罹患者(PCR検査陽性者)数の都道府県別分布図を紹介しておきます。

 データソースは、厚生労働省が公表しているもので、4月9日時点のものです。

  マップ087
 

 なお、今回の地図はMANDARAで描いています。

 罹患者数は、東京都がダントツで多いわけですが・・・当然、人口が多いですからね。
 その人口(2015年国勢調査値)と罹患者数との相関係数は0.89になります。

 でも、もっと相関係数が高いのは昼間人口(0.93)や事業所従業者数(0.96)です。

  Fig.038  事業所従業者数(2014年経済センサス値)と罹患者数との関係
 

 東京が圧倒的に大きな値で他から離れてますから、何との相関をとっても、相関係数は高くなり易いのですが・・・

 時事的に、簡易な分析の教材として授業ネタにするのには良いかも。
 
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