マリヤンカ mariyanka

日常のつれづれ、身の回りの自然や風景写真。音楽や映画や読書日記。手づくり作品の展示など。

フウラン

2024-07-13 | 自然

3日間雨が続き、夕べは少し涼しくて、ほっとしました。

今朝も怪しい空模様ですが、今は降っていません。

ニイニイゼミをバックに、クマゼミの鳴き声が響き渡り、時折ウグイスが、ケキョ・・・

とさえずるのも聞こえて、にぎやかです。

草丈が一気に伸びて、百日草やマツバボタンやケイトウなどの鮮やかな赤や黄色の花さえも

緑に埋もれて見えなくなりそうです。

フウランが今年もたくさん咲きました。

雨降る暗い空の下で、ハッとする美しさです。

写真は椿の木に着床しているフウラン。

柿の木の方のフウランは今年は花が少ないようです。

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

藁の祠(わらのほこら)

2024-07-11 | Weblog

新聞の地域欄に、

・・・津島神社(愛知県)の神札を祀る行事(天王祭)として

佐田西出地区では毎年藁で「祠」を作っている。今年も地域の住人28人で祠(ほこら)が作られた・・・"

という記事があったので、早速見に行ってきました。

「織殿神社」の近くの集落の中のT字路に立つ常夜灯の横にありました。

竹と藁で作られています。

頭部に藁を積み上げたユニークな姿に伝統を感じます。

美しい「形」です。

「ここだけやなく他の地区でも作っとったけど、

毎年、藁で造り替える作業が人手不足で続けられんようになって

石の祠に換えてしまったようやな

以前はこの藁の祠作りの作業を、短時間で完成出来たけど、

今は時間もかかって大変や

昔は頭部は、3つの山のような形に藁をもっと厚く積み上げてた・・・

というような事を近所の人が話してくれました。

中には「津島神社のお札」が供えられています。

ウィキペディアによれば

『・・・津島神社は東海地方を中心に全国に約3千社ある津島神社・天王社の総本社で、その信仰を津島信仰という。

津島神社が諸国に勢力を拡大した背景には、御札を配って祈祷を行う津島御師の活動が大きく、

織田信長は御師の布教活動を保護し、尾張藩もこの保護政策を継承して他領での布教活動に許可を与えた・・・』

とのことです。

津島神社の天王祭は水と火の壮大華麗な祭りです。

祇園祭りで有名な京都の八坂神社(祇園社)も、津島神社(津島牛頭天王社)同様、

祭神は牛頭天王でしたが、明治の神仏分離令以降、どちらも祭神は須佐之男命となっています。

 

私が住む小さなこの町に「疫病退散」「厄除け」として、

牛頭天王を祭神とするささやかな祭りが今も伝承されています。

今週の土曜日は隣村の天王祭(花火大会)です。

牛頭天王を祭った隣村の社は失われていますが、祭りは続いています。

信仰の不思議、「蘇民将来」の根強さが興味深いです!

 

明治の神仏分離令で祭神を無理矢理変えられた各地の神社の多くは

須佐之男命(スサノオノミコト)を祭神にしています。

祭神などずーっと変わらないものだと思っていましたが、

意外と多くの神社の祭神が明治以前は違ったのです。

 

 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

陰が必要

2024-07-09 | 自然

鈴なりのブラックベリーが赤くなり、少しづつ黒く熟して、

もうすぐ収穫という所にきて

何だか白っぽくなってきました・・・ショック

調べてみたところ「日焼け」だそうです。

直射日光が当たり過ぎると、水分が失われ白く縮んでしまうそうです。

日よけをしてやらなければ!

とりあえず、古い傘を2本立てましたが、もっとちゃんとした日よけが必要かもしれません。

今からでも間に合うでしょうか・・・?

 

広い畑や田んぼの中で、木陰はオアシスのようなものだなと思います。

↑ ↓ こちらは木陰はほとんどないけれど、心を和ませる!

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

大賀ハス

2024-07-08 | 自然

めちゃくちゃ暑い日が続いています。

普段なら一日中草刈り機の音が響き、

車窓からは畑で作業している人もちらほら見えるのに、

ここ数日は、カエルの声も無く、シ~ンと静かです。

隣り町で「大賀ハス」が開花している、との新聞記事を見たので見てきました。

他にも見に来ている人がいるだろうと思っていましたが、私たちだけでした。

縄文の地層から発見された貴重な3粒のハスの種の内、一個が見事に甦って

今や、そのハスの子孫が日本だけでなく世界中で花を咲かせているそうです。

大きな緑の葉に、大きなピンクの花、

お盆のお菓子(押しもの・落雁)の様子そのまま!(逆だけど・・・)

 

田んぼの燃えるような緑が目に沁みます。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

トウモロコシの皮

2024-07-06 | 手づくり

トウモロコシの皮はとても綺麗

いつも捨てるのがもったいないなーと思っていました。

そこで、その皮を使って人形を作ってみました。

皮を丁寧にはいで、押し花のように新聞紙に挟んで数日置くと。

乾いて薄紙のようになり扱いやすくなります。

適当な幅で裂いたり、鋏で切ったり、あとは木綿糸とボンドなどを使って

人形を作ってみました。

〈反省点〉

*人形の髪にはトウモロコシのヒゲを使ったが、

しっかり乾いていなかったので、べたついてとても扱いにくかった。

(トウモロコシのヒゲはめしべの残部で、その数はトウモロコシの粒の数と同じ!)

*顔や胸は綿などを使って丁寧にふっくら丸くした方がいいようだ。

割りばしなどで芯を立て、下部は小さな瓶やあるいは粘土などで重くして安定させた方がいい、

(軽いので直ぐに倒れる・・・)

*手にもたせた花は、今回は庭で摘んできたが、ドライフラワーの方がいい。

 

そしてもちろん美味しいトウモロコシ

おすすめはトウモロコシ・ライス

トウモロコシは生のままで、包丁を使ってバラしておきます。

炊飯器に米とそのトウモロコシとバター少々と塩を入れて炊いたのも、

米と醤油と酒と塩とトウモロコシを入れて炊いたのも美味しい!

今の季節だけの味です。

 

コメント (7)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

7月の庭

2024-07-04 | 自然

庭を歩くと足元でぴょんと跳ねるのは小さなアマガエルです。

一本のヒマワリに2匹いました。

近付くと、もぞもぞと横を向いてしまいますが、ヒマワリから離れません。

ヒマワリはもう私の胸に達するくらい大きくなりましたがまだ蕾が見えません。

花が咲くのが待ち遠しい。

百日草が少しづつ咲き始めました。蝶や小さな虫たちが次々やって来ます。

↑ ツマグロヒョウモン

↓ 真っ白なマツムシソウとモンシロチョウ

網戸の内側にカマキリの赤ちゃんがいました、

まだ本当に小さいけれど、こちらをじっと見る様子はカマキリそのもの。

白い紙に乗せてしばらく遊んでから、庭に放しました。

  

紫陽花の花はそろそろ終わりです、

薄紫の花には、いろいろな色が隠れていたようです。

すっかり枯れるまでの間、何色ともいえない色の変化が続きます。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

土手

2024-07-02 | 

土手に上がると、川が見える、川上も、川下も、

遠くの山も見える。

空が広くなって、嬉しくなる。

桜の並木があったり、小さな公園になっている所もある。

土手に沿って川上に、あるいは川下を海まで行ってみたくなる。

電車の線路を見れば、線路を辿りたくなり、

トンネルを見るとくぐりたくなる。

山に続く道を見つけると、どこまで続くのだろうかと行ってみたくなる。

田んぼの中の一本道では、電信柱がもっと遠くまで行けるよ、と誘ってくる。

これは本能だろうか?

一歩先は知らない所だけど、たった一歩踏み出せばいいのだ。

この本能が地球の隅々まで人を旅へと誘ってきたのかもしれない。

土手の上の公園で、子どもがブランコを漕いでいた。

母親ががそばのベンチに座っていた。

気がついたら誰もいなくなっていて、ブランコだけがキイキイと音を立てていつまでも揺れていた。

小さな社があった。

どこにも文字がない、山神の文字もない。地域の氏神様なのだろう。

↑ 頭部のない石像

 

もしかして牛頭天王? でも角が無い・・・

↑ 不動明王

↑ こちらは田の神?

車で線路の下をくぐる

田んぼの用水路も線路の下をくぐる

電車が川を渡る

 

 

 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする