「ウソをつくと閻魔さんに舌を抜かれる」という戒めは、
昔の子どもには効き目がありました・・・たぶん・・・
古びたお堂の中の閻魔さんや、地獄絵図の閻魔さんは、本当に恐ろしげで、
私はそのような絵はなるべく見ないように避けていました。
今見れば結構興味深い。
二見(伊勢)の「太江寺(たいこうじ)」の参道の登り口に「十王堂」がありました。

お堂の建物は新しく作られています。
ガラスの扉を開けて入ると、
あの世の裁判官たちがずらりと並んでいました。
真ん中あたりに魂を計る天秤があります。

リアルと、空想が入り混じった奇妙な造形にちょっとぞくっとします。
(天秤の下がっている方、人体に見えます・・・右は何?)
昔の人の頭の中の風景を垣間見る瞬間でもあります。
自分の中にある、様々な情感が揺さぶられます。

古い神社やお寺に行って
石段や生い茂った木々や苔、
お堂や仏像などを眺めていると、
時を超える空気が体におしよせてくる気がします。






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