ニッパツ三沢球技場(Bグラウンド)

凶悪系育児ブログ。ほんのりJリーグテイスト。

[インカレ決勝]駒澤6-1早稲田

2007-01-14 | きょうのサッカー
年ぶりにやってきた国立競技場。
もちろん、国立競技場に入場したことは、この10年間に何度もありました。今日がいつもの国立と違って、10年前の国立と同じ空気に染まっていたのは・・・そう、大学サッカー選手権決勝にワセダが戻ってきたから。
大学2年のとき、ここで国士舘大に負けて・・・。サッカーは在学中に2部落ちするわ、六大学野球は1回も優勝できないわ、ラグビーはいつも明治大にやられるわ、とことん負け癖が憑いていた大学時代・・・。
あの頃を思うと・・・うぅぅ、ようやくここまで戻ってきたよ!

もちろん、3連覇のかかった駒沢大のほうが実力は上と言わざるを得ない。序盤10分間は防戦一方。
ワセダの持ち味はパスワークだけれども、まったく繋げない。前線で#9FWワタナベカズマがまったく起点になれない。駒沢大の空中戦の強さは凄まじい。そして、それは前線も同。巻(兄)の如く、全選手とも利き足がアタマなんじゃないか? ハイボールをクリアすることすらできず、なんとかこぼれ球をクリアできても、そんなボールに競り勝てというのもまた過酷。
で、FKのこぼれ球をゴールの左右につながれた挙句、最後は巻(弟)に押し込まれて0-1。

・・・いや、逆境に耐えてこその早稲田魂!
その証拠に、前半15分から25分までは早稲田の時間帯。やはり逆境にあって力を発揮できるのか、#10MF兵藤やWシュウト(#7鈴木修人&#8山本修斗)を中心に反撃。
しかし、なかなかシュートまで結び付けられない。打ってもいい場面でパスをまわしてしまう。アルディレスかよッ!とツッコんでみたら、そうか監督は大榎か!∑( ̄□ ̄;
左サイドからのスルーパスに走りこんだ#11FW松橋(弟)がDFを半歩振り切って放った決定的なシュートも、惜しくもファーサイドのポストの外側を巻いていく。

で、クロスをGK伊藤がパンチミスして与えたCKに、巻(弟)が飛び込んで0-2となり、前半終了。
・・・青山学院大のチアリーディングなんか見てる余裕ありません。笑
だいたいさあ、空中戦ばかり挑んできてズルイぞ駒澤!正々堂々と地上で勝負しろ!(ヤツアタリ。笑)

自分たちのリズムを掴んだ時間に、早く1点を返さないと・・・と独りスタンドで焦っていると、開始早々左クロスに小林がダイビングヘッドで合わせて0-3・・・。
んーー。
んーーー。

と唸っているあいだに、左サイドで素早いスローインから#10兵藤が抜け出すと、エリア内左サイド角度の無い位置からファーサイド目掛けてずどん! 1点返した!
ヤッタァ!
紺碧の空!
久々に、久々に腹の底から絶叫する「紺碧の空」! これでこそワセダ! 3失点したって諦めないのがワセダ!

・・・その後。右サイドから放り込まれたFKに、相手に押された早稲田DFが自殺点を決め、1-4。ワセダはレフェリーに抗議するも、当然判定は変わらじ。
何をやっているのか諸君!早稲田たるもの、官憲(※レフェリー)になど頼っちゃいかん。大隈公が泣くぞ!

続いて、ハーフウェーラインあたりからのFKに、オフサイドラインをかいくぐって抜け出した巻(弟)がヘッドでつなぎ、浮き球を途中出場の竹内に決められて1-5。
そのポジションは明らかにオフサイドで、巻(弟)のパスもマイナス方向ではなかったので、誤審と言われても過言ではないのだけれども・・・でも早稲田は誰一人として抗議せず。
そう、そう、それだよ、それこそが大隈重信公の説く「在野の精神」だ!

それでも試合を諦めない早稲田は攻めに出て・・・カウンターから相手がGKと2対1。笑
浮き球を相手と交錯しながら弾き出したGK伊藤でしたが、こぼれ球を竹内に流し込まれて1-6。。。

それでも早稲田は諦めない。ロスタイムまで、全力を尽くして闘った。
最後までシュート数は少なかったけれども、相手GKの鋭い飛び出しに何度も阻まれたけれども、それでも闘う姿勢は見えた。ボクの眼にはそう映った。
結果は、1-6と惨敗し、学生時代を思い起こすものがありました。決定機はあったけれども空中戦で完敗したその光景は、ラグビー早明戦で明治の重量FWに押しつぶされて〝認定トライ〟で負け「認定トライってなんなんだ、糞ッ!」と憤ったあの頃の思ひ出と同様。笑

でも、必死で戦った選手たちの姿を見た後で空を見上げると・・・10年前のあの日も、こんな綺麗な青空だったっけ? 客席で、膝を抱えて座り込みながら見上げた空は、ほんとうに綺麗な紺碧の空
正太郎氏には「かける言葉が浮かびません」と言われてしまいましたが、落ち込んでいたのではないのです。なんというか・・・清々しかったのです。
自分の在学中に2部に落ちて、卒業後にはどん底にいた早稲田が、この場に戻ってこられたことが、嬉しかったのです。

今年最初の観戦は、試合結果はまったくもってひどい結果だったけれども、大切なのはスコアだけじゃない。全力を尽くして戦えばきっとスバラシイことが起こる日も来るに違いない。
今日はそんな、今年一年を通じて考えていきたいことを、早稲田に教わりました。

そんな気持ちを抱いて・・・ 今季のJ1を観ていきたいと思います。

ニッポンの洗礼。

2007-01-14 | きょうのマリノス
ウェーの洗礼、と馬鹿の一つ覚えみたいに韓国・中国のクラブが悪く言われるACLですが、こちらによれば・・・

> 城南一和がACLで横浜を訪れた際、ホテルの食事になんと
> 青汁を出したことが判明。


やるじゃんヨコハマ!
ホテルの名を知らせてくれたら、褒めてつかわすぞよ。