まりねこの足あと

映画、美術展の感想を書こうと始めたものの、いつの間にかアニメ感想&グッズ中心となったブログ。

ウィーン美術史美術館所蔵 静物画の秘宝展

2008-08-03 01:37:26 | 美術展
於:国立新美術館(乃木坂)
観覧料:900円(ペアチケット使用)

ウィーン美術史美術館は、ン年前に新婚旅行で行った思い出の場所です。
ペアチケットを買ったのは4月だから・・・時の経つのは早いですねー
(でも、今回は女友達と鑑賞)
土曜日の午後に行きましたが、会期に余裕があるせいか、割とゆったり鑑賞出来ました。

全体を通しての感想は・・・かつての感動には、遠く及ばず。
「この世ははかない」というような、絵に込められた寓意を読みとるのは面白かったけれど、
殆どが精緻な写真を見ているようで、味気なかったです。
とはいえ、これは写真の技術が発達した現代からの感想であって、
大航海時代の珍品を見せる技術としては、当時は最高のものだったのでしょう。

今回の目玉は、ベラスケス「薔薇色のの衣装のマルガリータ王女」と、
ヤン・ブリューゲル(父)「青い花瓶の花束」、
ルーベンス「チモーネとエフィジェニア」でしょうか。

ベラスケスの描いたマルガリータ王女は、可憐で品があって、他の作品とは別格!
しかし、このお姫様は、政略結婚で自分の叔父(従兄弟でもある)に嫁いだとはね・・・

またブリューゲルは「花のブリューゲル」と呼ばれるとおり、
いろいろな種類の花をバランス良く生き生きと描いていて、
部屋に飾っていても飽きることはないかも。

その後、初めて東京ミッドタウンへ行きましたが、
カフェは席数が少なく、わざわざ並ばせる手法にはうんざり・・・
フードコートは穴場ですね。

夜はインド料理店に入りましたが、ナンは1つのカゴに4枚入っていたので、
2人で1つ頼めば十分だったわ~
(インド人のウェイターさんは「食べられるから大丈夫」って言っていたけど、ムリ)

さあ次は、上野のフェルメール展だ~
でも、滅茶苦茶混みそうね・・・orz


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2 コメント

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Unknown (パラ野)
2008-08-05 16:35:57
こちらでははじめてコメントさせていただきます。
北方ルネッサンスの大家がこんなに来ていたのですね。最近、美術館チェックをサボっていたので知りませんでした^^;
「農民のブリューゲル」の息子、「花のブリューゲル」ですね。ここの家は多くの画家を排出しているので、呼び方がややこしい。
ベラスケスの本物は未だ見たことが無いので、ぜひ行ってみたいと思います。
上野のフェルメール、「絵画芸術」が来られなくなってしまいましたね。残念です。
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宜しくですぅ (まりねこ)
2008-08-07 00:47:55
バラ野さん、いらっしゃいませ!

大家の作品は、やはり存在感がありました。
ヤン(父)の作品は、他にも2点ほどありました~
とはいえ、ブリューゲル一族では、やっぱり最初の画家であるピーテル・ブリューゲル(父)が一番好きです。

「絵画芸術」は、ウィーンに行ったときは貸し出し中で泣きました。
その後上野で見ましたが、もう一度見たいと思っていたので残念です

ケロロ好きで、アート好きの方とお知り合いになれて、嬉しいです
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