時代背景に興味を持ち、軽ーい気持ちで見に行きましたが、
まさか、これ程までの名作だとは思いませんでした。
見終わった後は呆然として、翌日も映画の世界からなかなか抜けられませんでしたもの。
1943年の上海で、親日政権の重要人物、イーを暗殺すべく、
抗日組織のスパイとして近づくヒロイン。
しかし、単なる「使命」に過ぎなかった愛が、いつしか本当の愛になって行き・・・
お話の展開はある程度読めるものの、ラストに至る過程の一つ一つが、
風景や衣装、音楽も含めて、何と素晴らしいことか
ヒロインの心の移り変わりが、丁寧に描かれていますね。
サークルの軽いノリで「マイ夫人」を演じた学生時代は子供っぽかったのに、
イーとの逢瀬を重ねるうち、日頃の振る舞いも大人の女性になっていき、どきどき。
いよいよ計画を実行する時期が来て、宝石店へ向かう道すがら、
何度も周囲を気にする素振りに、心の揺れが良く表れていると思いました。
巷で話題になっている激しいベッドシーンですが、綺麗に撮れていますね。
ある程度人生経験を重ねた大人であれば、冷静に見られると思います。
むしろ、そんな体位、絶対無理!!と、ツッコミを入れたくなるかも。
このベッドシーンが強烈でなければ、ヒロインが宝石店で発した
「逃げて」という言葉に、全く重みがなかったことでしょう。
私は実はスパイなの、でも貴方のことを本当に心から愛しているわ・・・という心情が、
この短い言葉全てに凝縮されていて、ずっと心に残っています。
それにしても、イーの逃げ足の早いことと言ったら!
あっという間にお店の周囲も封鎖され、仲間は一網打尽に捕まってしまいます・・・
原作は50頁くらいの短編なので、すぐ読破出来ます。
原作者のアイリーン・チャンって、ホント絶世の美女
まさか、これ程までの名作だとは思いませんでした。
見終わった後は呆然として、翌日も映画の世界からなかなか抜けられませんでしたもの。
1943年の上海で、親日政権の重要人物、イーを暗殺すべく、
抗日組織のスパイとして近づくヒロイン。
しかし、単なる「使命」に過ぎなかった愛が、いつしか本当の愛になって行き・・・
お話の展開はある程度読めるものの、ラストに至る過程の一つ一つが、
風景や衣装、音楽も含めて、何と素晴らしいことか
ヒロインの心の移り変わりが、丁寧に描かれていますね。
サークルの軽いノリで「マイ夫人」を演じた学生時代は子供っぽかったのに、
イーとの逢瀬を重ねるうち、日頃の振る舞いも大人の女性になっていき、どきどき。
いよいよ計画を実行する時期が来て、宝石店へ向かう道すがら、
何度も周囲を気にする素振りに、心の揺れが良く表れていると思いました。
巷で話題になっている激しいベッドシーンですが、綺麗に撮れていますね。
ある程度人生経験を重ねた大人であれば、冷静に見られると思います。
むしろ、そんな体位、絶対無理!!と、ツッコミを入れたくなるかも。
このベッドシーンが強烈でなければ、ヒロインが宝石店で発した
「逃げて」という言葉に、全く重みがなかったことでしょう。
私は実はスパイなの、でも貴方のことを本当に心から愛しているわ・・・という心情が、
この短い言葉全てに凝縮されていて、ずっと心に残っています。
それにしても、イーの逃げ足の早いことと言ったら!
あっという間にお店の周囲も封鎖され、仲間は一網打尽に捕まってしまいます・・・
原作は50頁くらいの短編なので、すぐ読破出来ます。
原作者のアイリーン・チャンって、ホント絶世の美女
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