記録と記憶

　長男の時に続き、また次男が所属する「若葉サッカークラブ」の記録兼アルバム制作係として専属カメラウーマンで約一年追いかけてきました。
　だいたい1〜2試合で、100枚から150枚撮り、そこからそれぞれ良く映っているものをセレクトして、プリントします。
　試合に出場している回数など差がありますので、写真の数に差はありますが、この一年で、ひとり100枚前後は、多い子は150枚くらいあります。

　アルバムへの貼り込みは、それぞれお母さんがします。先日全て仕分けをして、このように袋に詰めました(なんか美味しそうなものが入っているみたい？笑)。各試合や催しごとに2006年4月1日から2007年2月24日まで日付をつけて分けてあるので、時系列で貼っていただくことが出来ます。
　今年の6年生は13人。撮った試合数は70試合以上。ですので、この並べた写真だけで、2000枚は軽く越えますし、セレクトしてこの枚数ですから、年間どれだけシャッターを切ったか分からない…。

　で、このもの好きな追っ掛けは長男が2年の時からですから、アルバム係とは関係なく、約8年ほどサッカー小僧を撮り続けているわけです。撮った写真の数は万単位ですね(笑)。

　部のカメラも、アナログの一眼レフが9年目を迎え今年の夏に壊れてからデジカメに変わるなど、時代の変遷も感じられます。

　と、記録的なことばかり書きましたが、写真に残っていないけれど、記憶にしっかり焼き付いている局面や、気持ちが、それぞれ子どもや応援団にあるはずです。
　そして、記憶になかったことが、記録として残された写真で呼び起こされることもありますよね。
　
　来月、サッカークラブの卒業式に、コーチから一言ずつ言葉をいただいて彼らはこの写真を受け取ります。12歳の記録として、そして後の記憶のために役立ててもらえたら、倒れそうになった灼熱地獄も、指が動かないほどの寒風も忘れられます(笑)。

　でもね、やはり追い続けられた事は幸せです。リアルタイムで一緒に笑って泣けたんですからね。