ノーマン・ロックウェル展

　もう、何年前になるのでしょう…？　長男がまだ伝い歩きくらいだったから、18年くらい前かな～…伊勢丹新宿店で開催された「Norman Rockwell展」以来のロックウェルの展覧会…終わっちゃう終わっちゃうとヒヤヒヤしながら「ノーマン・ロックウェル　オールディーズ、その愛しき素顔たち」にギリギリ最終日に行けました！

　ん～…やっぱりいいですね～…。　観終わって、しみじみ「あぁ愛しきは人間達！」な～んて思えるのは、やはりロックウェルの技量と、そして人間的温かさでしょうね…。　
　観てくださった方々が温かな気持ちになったり、誰かに会いたくなったりする絵を描きたいなと思う私にとって、モチーフや技法というより内面的にやはり追い続ける画家だと改めて思いました。
家族連れの観覧者が多いのが、他の絵画展とちょっと違う感じ？　ユーモラスな一瞬を描いた作品を前に、子供達も楽しそうでした♪

　図録の1000円の値段は魅力でしたが、あまりにイマイチな印刷に1000円分も感じず、もう500円奮発して画集を一冊買いました。
　これはまぁ印刷はきれいだし(色の再現はなかなか難しいけれどね…)、会場で流れていた「ノーマン・ロックウェル アメリカの肖像」に沿った本の作りになっていたので、買えて良かったと思いました。

　またね、会場の府中市美術館が緑豊かな公園の一角にあって、なんだかのんびりと清々しい気持ちになれてまたいいんですよ…。
　近くにあるんだしね…今回逃してしまったミュシャ展を開催していた三鷹市美術館とともに、もう少しマメに訪れたいと思う場所でした…。
　心に刺激を受ける絵画鑑賞って、やはりいいもんですね…♪