土曜と日曜に花火大会があって、その両方ともベランダから見えましたー。
土曜の方は、ベランダからちょっと右手の方をのぞきこまな見えへんかった。
でも、結構大きく見えたよ。
で、日曜の方は、ベランダにいすを出して鑑賞出来たけど、遠い。
花火が上がる⇒光る⇒消える⇒暗闇に音が鳴り響く
って感じ。
光と音の間に10秒程のズレがあったわ。
光速は30万km/秒(1秒間に地球を7回半周る速さ)
音速は0℃1atmで約330m/秒。
温度が1度上がる毎に0.6m/秒だけ音速が増加する。
ってことは、昨日の外気温を25度と仮定すると、
330+0.6×25=345m/秒
だから、約3.5km離れたところで花火大会が行われてた!ということやな。
で、これより何が分かったかというと・・・。
「花火は近くで見た方が面白い!!」ってことやね
でも、ほんま光速って速いよなー。
音だって、いつもの生活では遅いなんて思うことないもんな。
だって時速でいうと約1242kmやで。
結構なスピードやん。
恐るべし、光速って感じやね。月まで1秒ちょっとで行けるもんなー。
で、この光がまた花火に関係してくるねんなー。
花火の色って炎色反応で表現されてるでしょ?炎色反応っていうのは、金属塩を強熱すると現れる反応(炎の色が変わる)のこと。
例えばナトリウムは黄色、銅は青緑、カルシウムはオレンジ色。
だから、火薬にこれらの金属塩を入れて、発色させてるんやなー。
で、なんでこんなに色が違って見えるのか?っていうと、光の振動数がめちゃくちゃに速いからやねん。めちゃくちゃ速い振動数やから、原子の種類によって振動数が異なり、その結果、色が違って見える・・・て訳わからんね。
うーん、簡単に言うと、「光の振動でかき乱されたもの(電子)が、元の状態に戻る時に出すエネルギーの差の分だけ光を出す」ってこと。
簡単にかき乱されちゃうものと、そうでないものがあって、簡単にかき乱されるものは赤っぽい色になり、ちょっとかき乱すのにエネルギーがいるやつは紫っぽくなる・・・。
だから、どうやねん!って感じやね。私は物理が好きやから、こういうことを考えてると、ちょっと楽しくなるー。(変?)
でも、あまり生活には役立たない。
私の友人に、夫婦二人とも化学を専攻してた人がおるんやけど、彼女の話は面白いよ。エタノールとか(ちょっとうろ覚え)で自分で洗剤やら消臭剤やら作ってるし・・・。
そういう日常生活に活かせる専門知識っていいよなー。
ちなみに、アルコールを飲みすぎた次の日に、熱が出るのは、アルコール分解反応が発熱反応だからだそうな。わはは