闘い

退院して、やっぱり家はいいなぁというのが実感

 

それにしても傷や周辺の痛みとの闘いがハンパないです

寝ているのが一番楽だけど、ずっと寝たきりでいると、起きたときにもう地獄の苦しみを味わいます　大げさ…

傷口やその周辺をかばっているので、背中とか肩が凝ってきます。

あんまり安静もどうなのだろう？ということで、なるべく歩くようにしています

そんな中、今日はお腹の傷に当たらず、なるべく楽に着ることができるような洋服を求めて「しまむら」に行

ってきました。

タグに注目！

「あったか楽リブスカート」「らくコーデュロイ」とあり、かなり着やすそうです。

今はやはりおしゃれより、機能性重視です。

靴も紐がついているものはしゃがまなくてはならず、スポっと履けるものを購入。

これはちょっとブランド物です。

 

痛みが落ち着くまではこれでしのごうと思っています。

 

～～～～～～～～～～　　～～～～～～～～～～

闘いといえば…

手術をする前に、麻酔の関係で肺活量を鍛えておいたほうがよいと言われました。

これは何だと思いますか　肺活量を鍛える道具です。

その名も…

「トライボールＺ」

やり方は

①息を吸って吐いて、吐き切ったらマウスピースを加え、息を吸い込みます。

　まず左側のボールを上まで上げて３秒静止。

②同じ要領で、左側のボールと真ん中のボールを上まであげて、できるだけ長く上に留めておきます。

③同じ要領で、３つのボールを上まであげて、できるだけ長く留めておきます。

これを１０セット、１日５回まで練習します。

私は②までしかできませんでした。それでも続けていくうちに、ボーッとしてきて、続行不可能状態。しばらくは頭がクラクラしていました。

果たして、手術のときに効果はあったのでしょうか…謎です

それにしても、この道具、４，１８０円もしたんですよ。希望ではなく、強制でした。

「今から売店に行って購入してくださーい」といとも簡単に言い放った看護師さん。

この後、使う日はやってくるのでしょうか…

 

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この傷と周辺の痛み、多分薄皮をはがすように楽になってくるのだと思います。

もうちょっとの辛抱だと思います。

早くもとの動きができないと、仕事にも支障があります。これじゃ利用者さんの支援どころではないです。

こちらが支援される立場になってしまいます💦

 

早くもとどおりになーれ　

 

 

 

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自宅からです

１２月１０日（土）

退院当日。

この景色も見納めです

この病院の食事も食べ納めです

 

無事に自宅に戻ってきました。

思えば、最初の痛みから退院まで１８日あまり。とても早い展開でした。

こういうのって思い切りが大事なのかもしれません。もしも年末年始を控えていなければ、もうちょっと先延ばしになっていたかもしれません。クリスマスは都心イルミネーション一泊散策、そしてお正月と楽しいことがいっぱいあるのに、痛みと闘うなんて…耐えられないわ　

ということで、即決した手術。今となっては本当に良かったと思っています。

 

さてさて、夫、娘、娘の末っ子が迎えに来てくれて、病院を出た後、イオンモールに出向きました。

お昼ご飯はどうしても『肉』が食べたかった私は、みんなと相談してステーキのテイクアウトにしました。

私は柔らかいお肉がよかったのですが一つは多いと思ったので、末っ子と半分にして、ヒレステーキ弁当を注文。

そして、入院中、夢にまで見た悲願の生クリームのケーキを購入。

紅茶葉で有名な『ニナス』のシフォンケーキをチョイスしました。

（あまりキレイな画像ではなくなってしまいましたが…）

今までずっと痛むのが怖くて、食べることを控えてしまいましたが、今日だけは特別。

口にした瞬間…うーん、幸せ　食べられる幸せをかみしめながらいただきました。

でも調子にはのりません。

先生にも「お正月気をつけてねぇ」とくぎを刺されてしまいましたしね。

 

今日はちょっと色々食べたので、夜はお粥にしようと思います。

そしてゆっくり自分のお布団で眠ろうと思います。

 

応援してくださり、本当にありがとうございました

 

 

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頑張った自分をほめてあげたい by marimari

あたーらしい朝が来た、きぼーの朝～

１２月９日（金）

手術３日目。

今日も何事もなく、朝を迎えることができました。

でも…やっぱり傷が痛い　起き上がるときに腹筋を使うと痛い　起きてしまって歩き始めればいいのですが。

この痛みもきっと日に日になくなっていくことでしょう。

おへそから内視鏡を入れての手術ということで、前日に看護師さんが「ゴマ」をとってくれました。

普段、自分のおへそなどあまり興味もなく、ましてや「ゴマ」をとることなんて意識してなかったな。

母とつながっていた大事な部分なのに…

そのおへそに何センチかの傷があります。麻酔で眠っていたので、どのような操作をしていたのかは知るよしもありませんが…

 

 

さてさて、とうとう待ちに待ったお言葉が先生の口から。

「明日退院です」

やったぁ～

順調な経過を経たんですね。よかった…

頑張った自分をほめてあげたい！　の心境です

 

 

病院での最後の晩餐です

今朝から常食（低脂肪食ですが）になり、お粥から解放されました。

献立はチキンシチューとシュウマイ、野菜の和え物でした。やっぱりお肉はです。

ご飯が２００グラムもあるので結構な量です。売店で思わず購入。

「ご飯のお供」です。

 

退院の許可とともに、シャワーの許可も出たので、月曜日以来になりますが、ゆっくりとシャワーを浴びて、全身きれいになりました。

病院での最後の夜を十分にかみしめながら過ごそうと思います。

今日で入院・手術の報告は　　お・し・ま・い！　　ありがとうございました

次の更新は自宅からになると思います。

ではまた

 

 

 

 

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無事に…②

今夜は満月だそうです

１２月８日（木）

手術２日目。

昨晩も何事もなく、ぐっすり眠れました。ただ点滴の影響か、トイレが近く、夜中に何度か起きましたけど…

で、昨日で点滴の針も抜け、今日からはフリーの身です。

 

でも…でも…傷が痛い

腹筋を使おうとすると、激痛が（でも胆石の痛みよりは全然マシですけどね）

咳やくしゃみが思い切りできない。まっすぐ身体を伸ばそうとすると痛い

恐る恐るお腹を見てみると、内出血してます　大丈夫なんでしょうか？と看護師さんに尋ねたら、その後先生が診に来てきてくれました。時間とともに消えていくから大丈夫ですよって。ホッ

食事もくの字に曲げて取りに行ったら、看護師さんが運んでくれたり、その優しさが心に沁みます

で、入院前に「しまむら」で新しい下着を何枚か買ったのですが、それに履き替えたら、ゴムの部分がちょうど傷口に当たり痛いのなんのって。なので、娘に頼み、窓から見えたイオンで、ワンサイズ上の超おばさん下着を買ってきてもらいました。そしたらとても楽になり、傷の痛みも少し楽になりましたよ～

おしゃれもへったくれもないし、報告することでもないですかね…

コロナの関係で今は荷物も直接もらえないので、スタッフステーションでの受け渡し。看護師さん経由でもらいます。自動販売機でお茶を買うふりをして待っていて、遠目にお互いの姿を確認しました。もちろん話はせず。

本当だったら、面会にきっと家族は来てくれたのでしょうけど、このご時世だから仕方ないですね。完全に隔離状態です。私も入院してから２回PCR検査を受けました。

 

今日のお昼ご飯。まだお粥ですが、な、なんとおかずに豚肉が入っているぅ～

蓋をあけた瞬間、テンションが上がりました

今は三度の食事がとても楽しみな私でございます

というわけで、手術２日目も無事に過ぎようとしています。

 

皆さん、応援や励ましを本当にありがとうございました！！

 

 

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無事に…

１２月６日（火）

手術日当日。

手術着に着替えて、着圧ソックスを履いて（俗に言うエコノミー症候群予防のためです）、待機すること２時間余り。とてもながーく感じました。

歩いて手術室へ向かい、看護師さんたちに歓迎され、いざ手術台へ。

「marimariさーん、点滴に眠くなるお薬入れますねぇ」

私の記憶はここまで

 

～～～～～～～～～～　約２時間経過　～～～～～～～～～～

 

再び「marimariさーん」の声。

終わったようです。回復室に運ばれたものの、目を開けると天井が回っています。

でもそれも１０数分で終わり、だんだん意識もはっきりしてきました。

「無事に終わりましたよ」と見せてくれたのがこれ。

　　　　　　　　　　👇

私の身体の中で、私を苦しめた胆石です。（さすがに胆嚢は見せてくれませんでした）

１つが大体５ミリぐらいですかね。これが全部体内にあったわけです。

でも激痛を引き起こし、死ぬ思いをしたのに、私の身体から生まれ出てきて、何だか出産した後のような、愛おしい気持ちになってしまいました　お仕置きしようと思ったのに…

 

さてその後が大変。回復室に当日は寝たきりの状態でいなくてはなりませんでした。

１１時過ぎに手術が終わり、ほぼ２０時間あまりです。ずうーっと寝ていると、肩はガチガチになるし、腰は痛くなるし、どれだけの寝返りをうったことでしょう。点滴、導尿管、心電図、血圧計、サチュレーションを測る器械、足には自動的にふくらはぎを圧迫するフットポンプなどがつけられていて、自由には動けなく、それが一番のストレスだったかもしれません。

そして周りの病室から聞こえてくる、認知症のおじいちゃんの叫ぶ声や語っているおばあちゃんの声。これはなんか父も入院中はそうだったなぁなんて思い、ちょっと懐かしくもあり。

あとは食事のにおいがたまらなく辛かった。もうお腹グーグーでしたから　

寝たきりを何とか乗り越え…

１２月７日（水）

そんなこんなの当日が終わり、今朝６時、バイタル測定の後、まずフットポンプがとれ、心電図、サチュレーションがとれました。いよいよベッドを少しずつギャッジアップしていきました。急激に起きると血圧が下がってしまうんだそうです。

ほぼフラフラもなく、血圧も正常。いよいよ起き上がり、手術着からパジャマに着替えました。そして看護師さんがついてきてくれ、レントゲンを撮りに行き、歩行が可能かどうかを見て、ほぼ普通の状態で歩けたので、最後に導尿菅を抜いて、やっと身軽になりました。点滴だけは今日１日行っています。でもあと半分で終わります。

先生の回診の後に、いよいよ部屋に戻るときがやってきました。１日ぶりとはいえ、懐かしい。

手術に臨む前はこんなにお天気もどんよりしていたのに…

今日は快晴　まるで私の気持ちそのままですネ

 

レントゲンも採血も問題なく、傷がちょっと内出血しているものの、大きな問題はありませんでした。

今日のお昼から食事再開です。

考えてみたら、最後の食事は５日の夜。そこから飲食禁止で、何も食べたり飲んだりしていません。

断食状態。

いやー病院の食事がこんなに美味しいなんて初めてのことかも、です。５分粥でしたが、もう完食ですよ。

食べることがこんなに幸せなことだなんて…改めて感じました。

 

順調な経過ではあるものの、昨日は傷の痛み止めが点滴に入っていたので痛みは全く感じませんでしたが、今日は傷が痛いです。咳が思う存分できません。

腹腔鏡手術なので、おへその部分をちょっと切ってあります。ちょっとでも痛いものです。

今日からは内服で痛み止めを飲みます。

 

 

手術を受ける前はドキドキして、怖かったですが、終わってしまうと、今はホッとした気持ちです

これで激痛とさようならできればいいな～と思っています。年末年始は楽しい行事が目白押しです。それまでに間に合って良かった良かった

 

手術報告はこれでおしまいです。

明日とあさっては特に何の制限もないので、さあ、どのように過ごそうかしらん。ルンルン

おいおい、手術後だということを忘れるなよ…決して無理は禁物だからねっ！

 

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございました

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