中国・天津だより

中国の天津市でのんびり暮らす主婦の日々のこと。

2012年目標「いつも笑顔♪&もっとローカライズ!」

西安旅行Day2(1): 明代城壁

2011年05月14日 | 旅行<西安>
西安の中心部は未だ城壁に囲まれています。
実は天津にも城壁があったらしいですが、いつしか無くなってしまったみたいです。

西門(安定門)から登ってみました!

よくあることですが、
建物、曲がってる・・・(↑上の写真の屋根)
唐の長安城を基礎に、明の時代にレンガを積み重ねてできたそうです。
その後修築をしているので、どれが当時のレンガかはわかりません。

壁の高さは12mあるそうです。

壁に登ってみると、なんとレンタルサイクリングがありました!
時間もあるし、サイクリング@観光地は前から大好きな我が家。
こーんな二人乗り自転車を借りてみました!

途中数ヶ所に自転車返却ができる場所があるとのこと(そこから乗るのもOK!)
100分貸し出しで数十元!(←忘れた。さらに保証金200元必要、後で戻ってきます)
100分ってけっこう長くない?と思ったら
それもそのハズ。
城壁の周囲の長さは約14キロ。

いざ出発!

これは西門から北に向かう道です。幅は12~14mだそうです。

城壁は東西が長く、南北が短い四角形。短いと言っても長い。。。

地図によるとこれは「広仁寺」↓

これは↓北側だったかな?

二人乗り自転車、かなり楽しかったです!思ったより危なくないし。
自転車をかなりこいでやっと東門。

ここは観光バスと観光客がたくさん。
ツアーで来ると壁の上を少し歩くだけみたいです。
個人旅行で是非サイクリングを!(西安は個人でも十分回れます

東門を過ぎて南へ向かう途中、
こいでもこいでもほとんど自転車が進みませんでした。
数メートルこいだところで、すぐギブアップしてしまった私たち
よっぽど運動不足なんだね。こりゃダメだ・・・
と言いながらようやく南側の道へ突破。
そこで東側の道を振り返ってやっと気づいたのですが、
かなり上り坂になっていました!
よかった、歳のせい(だけ)じゃなかった!

でも南門についた時点ですでに1時間20分もたっていました!
おそらく100分でだいたい一周できる設定なんでしょう。

南門を降りたところにこんな建物がありました。

一部は昔のものもあるみたいですが、ほとんど新築です。
レストランやバー、お土産やさんがメイン。

ぷらぷら歩いて、露店をのぞいてみました。

ん?ほんの一部の商品を抜かして、
ほとんど天津の古文化街でも見た覚えが・・・
日本も同じですが、どこも観光地は同じものをベースにして売ってるんですね^^

つづく

西安旅行Day1(2):陝西省歴史博物館・イスラム街

2011年05月13日 | 旅行<西安>
大雁塔に登った後、
陝西省歴史博物館に行きました。

雨の降る中、入場のための行列にしばらく並んでいました。
が、あまりに寒くなってきたので、行列の先頭まで見に行ったところ、
私たちが並んでいたのは「無料」の列。
無料チケットをもらうために、一人一人記帳していました。時間がかかるわけです。
ひょいと傍らをみると、チケットを買ってその場を立ち去る人の姿が。
なんと一人20元出せば列に並ばずに、すぐに入場できるとのこと!
旅行一日目で風邪をひいたら元も子もないので、
20元だしてチケットを買い、すぐに入ることに決めました。初めから教えて欲しかった・・・

この博物館には三千点余りの文化財が展示されているそうです。
小さなものが多いためか、それほど広いとは感じませんでした。
ここで2日後に行く兵馬俑、秦の時代の歴史のおさらいもできました

中国の博物館は一部を除いて基本的に写真撮影OK!のようで、
みんなバシバシ写真を撮ります(NOと書いてあっても撮ります、笑)。
私もちょこっと撮ってみました。

私は貨幣の統一や文字の統一の表示に興味を抱きました。
この時代にすでにそれぞれの土地にこんなに色々な文字や貨幣があったのですね。


そうこうしているうちに、もう夜に。
お腹が空いたので、ガイドブックに載っていた「西安カオヤー店」へ。
街のシンボル、鐘楼の近くにあります。
お店の人に「北京ダック」と「西安ダック」とどう違うの?
と聞いたところ、
「差不多ー!(たいしてかわらんよ)」との返事。

でったぁぁぁ~~差不多ー!せっかくわざわざ来たのに...愛想も何もないのね・・・ちょっとぐらい違うって言ってー

西安市の観光局のHP
によると、
あの名高い北京ダックも、実は息天武后の時代に長安城から発祥し
次第に広がったものである

とあります。
右下以外が西安ダック(カオヤー)セット。北京ダックより肉多めじゃない?

北京ダックより美味しかったような気がします(お腹ペコペコだったしね)
お店の人、もっと自信持ってほしいわぁ~


腹ごなしにぷらぷら歩いているとなんだかフシギな通りに辿り着きました。
ムスリムが多く住む通りだそうです。
地元民や観光客向けに露店がたくさん出ているのですが、
羊肉をはじめ、見たことのないようなものがたくさん売っていました。
歩きながら携帯で撮ったのでかなり画像が悪いですがこんな感じ。

中・西アジアには行ったことがないし、
ムスリムとの交流も少ないので(友だちに一人しかいないなぁ)
なんか今まで接したことの無いような雰囲気の中を歩いているみたいでした。
中国って広いんだなーということを改めて実感した夜でした。

つづく

西安旅行Day1(1) : 大雁塔

2011年05月12日 | 旅行<西安>
GWに西安&桂林旅行に行ってきました!
両方とも前から行きたかった所です。
最近私のこの拙いブログに旅行情報を頼りに訪問してくださる方もいらっしゃるので、
旅情報も少しだけ分かるように書きたいと思います(あくまで参考まで)


天津から西安へはOkay Airways(奥凱航空)なるものに乗っていきました。
名前をみて、ん?Okayって・・・と思ったのですが、
機体は新しい様子で、普通でした。
でも機内食は期待しちゃダメです。
お腹が空いているときは自分でしっかり食べておきましょう

これは西安近くの空からの眺め。
見づらいですが、山を砂が覆っているような気が。。。黄砂?!


西安の空港から市内への交通手段は、おそらく3通りあります。
1つ目はバス。これが一番リーズナブル。一人25元だったかな?
2つ目はタクシー。普通は100元以下程度。そして、
3つ目はお高級?タクシー。
まずタクシー乗り場へ向かった私たち。
急いで市内に戻りたくて待ち構えていた運転手につかまり、
あれよあれよという間に、高級タクシーに乗るハメに。
断っても良かったのですが、ちょうど雨が降り出してきて、早く何かに乗り込みたかったので、
「まいっか」で乗ってしまいました。
市内のホテルまで160元高いよ~ここ、中国だよー一応メーター付き。
でもこのお高級タクシー、車がそこそこよくて、車中もキレイで、なんとなく安心して乗れたのが良かったです。
でもでも、やっぱりおすすめはバスかな


宿泊先はシタディーンCitadines 西安セントラルサービスアパートホテル
このホテル、立地がかなりよく便利!そしてなかなか清潔
朝食だけはやめた方がいいです(笑)

しかし、ホテルにチェックインしたとき、さっそく一トラブルありました。
少し高めの値段で2泊すると、西安で開催中の世界園芸博覧会の入場券が
二人分もらえるというプランを予約した私たち。
ホテルにチェックインして初めて分かったことは、
もらえる入場券は平日限定のもので、
私たちが滞在した5月1日~3日は入場できず、
5月4日以降しか入場できないということ!!
普通に考えて「プラン設定のミス」なので、クレームをした所、
ホテル⇔予約サイト(ctrip)間でたらい回しにされ、ようやく小一時間後にやっと解決!時間かかり過ぎ・・・


その後、腹ごしらえに西安名物を食べました。

もちもち感があるこの麺、私は気に入りました。



そして向かったのは大雁塔
西安市内のバスはわかりやすいので初心者でも大丈夫
大概渋滞しているのでタクシーよりバスが便利。
バスに乗る時はお釣りはもちろん?出てこないので、1元札(硬貨)は必携!








だんだん近づいていった様子。
この塔、既に傾いています

大雁塔は、大慈恩寺の中にあります。
大慈恩寺は唐の皇帝高宗が建てたものだそうです。
玄奘がインドから持ち帰った経典が保存されています。
塔の中は、名古屋城と同じように今風に修築してありました(エレベーターはありません)


塔からの眺め。
大雁塔は西安の城壁の外にあります。








開発工事中が多いですね。
西安は観光にかなり力を入れています。
塔の周辺も観光客向けに、色々なお店を作っているようでした。

つづく

上海旅行Day2(グルメ編): 世界一美味しいレストラン?!を求めて

2011年05月08日 | 旅行<上海>
我が家独自の「世界美味しいものランキングNO.1」に長年君臨し続けてきた
回鍋肉の味を再度確かめに、もう一度同じお店へ行ってきました!
上海の新天地の『新吉士』というお店です。
経緯は前の記事で。

晩御飯時はお客がいっぱいで入店を断られたので(期待が膨らみました!)
次の日の昼食を予約し、行ってきました。

お店に入り、メニューを見て早速「回鍋肉」を頼みました!

また、隣の人が食べていた海老の炒め物が美味しそうだったので、
店員に「あれが食べたいけど、メニューのどれなの?」
と聞いたところ
店員「メニューには載ってない。一皿98元」
・・・
私たち「じゃぁそれちょうだい」と注文。

今考えると、なんでメニューに載ってないの?!
人の顔を見て値段を決めることが多いこちらの国ならではの
観光客(というか外人)向けメニューをひょっとしたら見せられていたのかもしれません(これは不確かですが)。
しかもあちらの言い値で承諾してしまったしまったまいっか(←こういう観光客が多いのでこの商売方法がまかり通る)


そして頼んだのがこちら。
これが隣の人が食べていた海老の炒め物。

よく見ると海老は大きなのが一匹のみ(それを細かくカットしてあった)、
あとはキャベツ。美味しかったけど、98元高いぞ!

これは豚肉を酢と砂糖で味付けしたもの。
普通に美味しかったけど、油がちょっと多かったかな。お皿に油たまってます。


上海風ヤキソバだったかな?私個人としては丸ちゃんヤキソバの方が好きかも。


そしてこれが幻の回鍋肉!じゃーん!

ビン(白い皮みたいなもの)に巻いて食べます。
そうそうこれこれ!

どれどれ~

期待を膨らませつつ、ビンに巻いた回鍋肉を口まで運び、
大きな口でぱっく!っと食べてみると。。。


ふ、ふ、ふ、普通じゃんっ!

夫も私も同じ感想。
美味しいことは美味しいけど、この味、そこそこのお店ならこれくらいの味は普通だよね。。。
むしろ、豚肉の量、少なすぎだしっ!


そして至った結論は・・・ランク格下げ!
6,7年前に来たときは
・真夏にいっぱい歩いた後だったので、ものすっごくお腹が空いていた
(→何を食べても美味しく感じるシチュエーション)
・ここ一年、色んな中華料理を食べて私たちの舌がこえた(味と価格のバランスも分かって来てしまった)

これぐらいの味の中華なら、
他の場所で食べた方が安くて断然美味しい!

新天地ではこれだけで5000円ぐらいしました。
中国本場でこの中華料理の内容で5000円って絶対ありえない!!
場所代ですね。まぁ場所はいいから◎。

・・・ということで、
私たち独自の世界美味しいものランキングNo.1の座に長年君臨し続けてきた
上海新天地の回鍋肉は、残念ながら
幻の味だった、、、ということになってしまいました
(”普通に美味しい”お店です^^)

よーし、もっと美味しいもの、探すぞ~!!!

上海旅行Day2:豫園(よえん)

2011年05月08日 | 旅行<上海>
ブログ更新、しばらく時間が空いてしまいましたが、まだ上海旅行のことをアップします。

上海弾丸ツアー2日目は、豫園(よえん)に行きました。
明時代の庭園で元々は個人の庭園だったようです。

豫園の周りにはお土産ものやさんがいっぱいあるのですが、
去年の万博を経たためか、数年前に行った時よりも、キレイに整備されお店も増強されていました。

お土産通りの喧騒とはうってかわって豫園の中は少し静かです。

私が思う「ザ・中国」のイメージ(そうあって欲しいというイメージ)が広がる、なかなかいい庭園です。
カメラの電池が少なかったので少ししか写真を撮らなかったのですが、中はこんな感じです。





日本の庭園にも雰囲気が似ていますね。
日本が中国の庭園を真似たのでしょうね?!きっと?!






龍になっている見事な瓦もあったのですが写真撮りそこねました。

豫園を出るとお茶やさんがあります。
杭州の龍井茶を炒っていました。

朝摘んだものを杭州から運んできたそうです。
摘んでもすぐに枯れない葉っぱなので、ある程度は農薬を使ってるんでしょうね。
(たまに野草を摘んで飾ることがあるのですが、野草は摘んだらすぐにしなっとします。
ほうれん草や大葉も全然しなっとしないのは農薬のおかげ?でしょうね。。。)


中国茶は清明節頃が新茶の摘み時みたいで、その前と後では茶葉の価格が違うようです。
ここでは時期が遅くなると安いと言っていました。

摘んだ時期ごとに数段階に値段が分けてありました。

店内の喫茶店でお茶を飲んでもよかったのですが
たいして疲れてなくってそんな気分でもなかったので
ここで龍井茶を買って帰ってみることにしました。

世の中には、こんな観光地のど真ん中で買ってしまう人もいるんですね~
絶対観光者向けの品だってば!ははは

上海から戻った後、早速自宅で淹れてみました。

うん、美味しいことは美味しい。だけど、
なんだかコップに埃みたいなのがいっぱい浮いてたよ
やっぱりこんなところでお茶を買うのはおすすめではありません