相模原ブルース＃１ （平常心への訓練その１）

「さがみはらにかえる～！」

ある日突然嵐のように　はままつに連れてこられた当時３歳のむすめは、とつぜん放り込まれた保育園に馴染めず、園長せんせいにいつも泣きながら訴えていたそうだ

そりゃあおか～さんも　そう思っていたさ

何が何でも、さがみはらに帰ってやる！！


そんで　タイム　ゴーズ　バイ


いまこうやって　はままつに暮らしている

はままつは　とても　いいところだ


このさき　さがみはらに戻ることは　９割がた　ないであろう

（まあ、決めつけるのは早計だ　ひとが生きていれば　なにがどうなってどうなっていくかなど
　ほんとうに　わからない　　　それだけは思い知ったので　言い切れることでもないが）


仮に、かつて勤めていた塾のせんせいから
「住まいも　給料も　しんぱいいりません　ぜひ戻って来てもういちどやってください！給料は前の３倍にします」
というお手紙をいただいたとしても。。。




いや、ほんとうは、お手紙にはそんなことは書いてありませんでした。
書いてあるわけない。

ただ、拝読する前に、（そういうこと書いてあったらどうしよ！？）と、妄想してどきどきしたまでです。


塾のせんせいは、いやあ、もう、できんなあ。。。
おもしろかったけどね、じゅくせん。

奈良の大仏が、たてもののなかにあるのを見て、（ほんもののだいぶつはどこ？　そとのだいぶつは！？）と、きょろきょろした者に、日本史を教える資格などない！！

もう、できないけどね、じゅくせん。
でも、おもしろかったなあ、じゅくせん。

お手紙に、こう書かれていた。これは、ほんとう。
「相模原に来る機会はそうそうないと思いますが、近くに来られたら是非遊びに来てください」


行く機会、あ～る～の～よ～～～～～。

来月、なんの因果か、勤め先の研修旅行で相模原に行くことになったわ。
お仕事なので、ついでに塾にあそびにいくことは出来ないが。

お仕事なので、「相模原に！！」と、　　「！！！」と、思ったことは、ひみつだ。

（わたくしと相模原なんて　なんの接点も無い。　さがみはら？どこそれ？なにけん？そこどこ？おいしいものはあるの！？）

そういった乾いた態度を終始貫いてみせるための宿泊訓練が、くんれんが、行われるのだ、という、
そういった意気込みで、少しずつ平常心を訓練してりっぱな大人への階段をのぼっていきたい。

やればできる子（子ってこともないが。。。）というところをアピールして感心されたい。

平常心を手に入れるためなら、多くの人に（なんだこの日記は！？ぜんぜん意味がわからんぜ！
このブタやろう！！）と思われることがなんだというのだ。

「木更津キャッツアイ」で、ぶっさんは、野球のボールに「普通」という２文字を書いた。
わたくしは鍵盤のドレミに「平常心」と、マジックで書くのだ！！

訓練の道は険しい。だけど　めんどくさい　と言わず　一歩一歩平常心へ向けて歩んでいくのよ。